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Vol.100
2026年10月20日
9月21日~22日にかけて、「第1回 OOKUMA REBORN CUP~未来を創るソサイチ×エデュケーション大会~」が大熊町で開催されました。この大会は、ソサイチ(7人制サッカー)競技に加えて、東日本大震災や原子力災害、環境再生事業について学ぶスタディツアーを組み合わせたプログラムとなっています。
双葉郡をホームタウンとして活動する女子サッカーチーム「FUKUSHIMA.WWW(ふくしまウィーアー)」を運営するREADY SOCIAL株式会社と株式会社クリエイティブヘッズ、一般社団法人日本ソサイチ連盟が共同開催し、環境省と環境再生プラザが協力しました。
初日の9月21日には、東京ヴェルディソサイチレディースとIGLESIA S.C.(イグレシア)の2チームの選手・関係者が東日本大震災・原子力災害伝承館を訪れました。展示や映像を通して震災と原子力発電所事故について学んだほか、FUKUSHIMA.WWWの佐藤代表から、双葉町・大熊町の住民の方々が長期間にわたり地元に戻ることができなかったことなどについて話を聞き、理解を深めました。
東日本大震災・原子力災害伝承館
案内役の佐藤代表
その後、中間貯蔵事業情報センターで除染や中間貯蔵事業の概要について説明を受け、中間貯蔵施設内の土壌貯蔵施設などを見学しました。当日は雨天のため、車窓からの見学になりましたが、土壌貯蔵施設の広大な施設を巡りその規模の大きさを実感しました。また、貯蔵されている土の量や、覆土によって放射線の大部分が遮へいされていることについて説明を受け、熱心に聞き入っていました。
中間貯蔵事業情報センターでの説明
車窓から土壌貯蔵施設の広さを実感
その後、CREVAおおくまに移動し、振り返りワークショップを行いました。参加者は、本日の見学を通して感じたこと、気づいたことについてグループごとに話し合い、学びを深めました。
話し合いの様子
グループワーク発表①
グループワーク発表②
グループワーク発表③
エデュケーションパート終了後のアンケートでは、「中間貯蔵施設という言葉は知っていて、いわゆる倉庫のような施設というイメージを持っていた。実際には渋谷区とほぼ同じ面積の土地全体が施設となっている事は知らなかった」「最近ではほぼ報道もされず、皆さんが仰っていた『風化』が進んでいると改めて感じます。現状を伝える・知ってもらうために今回のような機会は非常に有意義なものと感じました」「現地に足を運ばないと知りえない情報が多く大変貴重なものとなりました。東京にいる僕らが『何を伝えていけるか?』考えたいと思います」といった感想が寄せられました。
午後は、大熊町立学び舎ゆめの森の体育館へ会場を移し、大会の初戦が行われました。2日目は晴天にも恵まれ、青空のもと参加チームはOICスマイルフィールドにて熱戦を繰り広げました。
大会の様子(1日目)
大会の様子(2日目)①
大会の様子(2日目)②
大会の様子(2日目)③
大会は、スポーツを通じて福島の復興や環境再生について理解を深め、その学びを周囲へ伝えていくきっかけづくりとなる取組となりました。
環境省と環境再生プラザでは、引き続き、様々な世代に向けて環境再生に関する情報発信を行い、福島の復興や環境再生への理解促進に取組んでまいります。
*ソサイチとは、1950年代頃にブラジル・リオデジャネイロで発祥した7人制サッカーで、『社交的サッカー』を意味する『Football Society(ポルトガル語ではFutebol Society “フッチボウ ソサイチ”と発音する)』がその語源。
その名を略して「ソサイチ」と呼ばれ、男女共にジュニアからシニアまでの生涯スポーツとして、さらには競技スポーツ(リーグ・国際大会など)としても広く楽しまれています。