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Vol.75
2024年11月7日
10月26日(土)、郡山やいわきなどから大熊町民の方々をはじめ、24名が参加し「食と農」再発見ツアーが行われました。
参加者はリンクル大熊に集合、実行委員が「おおくま・おらほのカルタで再発見」の趣旨を説明し、札の解説をしながら全員でカルタ取りをしました。次に、大熊の食と農についての話を聞き、町内のキウイ畑に移動、栽培に取り組む若者の指導のもと、摘取りを体験しました。参加者は実ったキウイを摘み取りながら、当地でのキウイ再生について理解を深めました。
リンクル大熊に戻ってから、3名の同町出身の指導で、この地域の秋の風物詩として食べられていた鮭汁を作り、前もって作っていただいた郷土料理(金時豆のおふかし、カツオの揚げ浸し、かぼちゃの煮つけ、季節の野菜のお煮しめと漬物)とともに皆で頂きました。食事の後は、キウイを食べながら、郷土料理や食文化についてのトークで盛り上がりました。
参加者からは、「大熊の郷土(今の様子、カルタ、料理など)を見聞き体験できたことがよかった」「若者が活躍している姿が見られてよかった」「ふるさとを、かるたを盛り上げようとする姿が嬉しい」などのご感想がありました。
環境再生プラザでは、引き続き、地域資源のカルタ体験や現地見学などを通して、魅力を再発見し、記憶の伝承や人々の交流を図り、地域の活性化を支援してまいります。