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Vol.78
2025年1月23日
1月11日(土)、12日(日)、双葉町ダルマ市がJR双葉駅前で開催されました。
50以上の露店などには縁起物の双葉ダルマや飲食物が並び、子どもたちの元気な声が響くなか、恒例の巨大ダルマ引きやダルマ神輿のほか、芸能発表会やお笑いステージショーといった多彩なステージ、初発神社での奉納神楽大会などが催されました。県内外から昨年を上回るおよそ3,400人が訪れ、賑やかな2日間となりました。
恒例の巨大ダルマ引き
ダルマ神輿
福島地方環境事務所では、令和6年度から「双葉への思いをつなぐプロジェクト」(事務局:環境再生プラザ)として、ボランティア参加の福島大学の学生とともに、町民同士の思いをつなぐこと、その思いを次世代へつなげる取組みを進めています。今回、双葉町ダルマ市をテーマにして、ブース出展しました。学生から来場者に声がけし「ダルマ市への思い」としてダルマ市の楽しみや思い出などを伺い、コメント入り写真やダルマ型のカードに記入、合計200点もの思いを寄せていただきました。
学生が来場者へインタビュー
ボードに書かれたダルマ市に込める願い
プロジェクトでは、これまでに収集した思いをもとに冊子を制作し、関連するイベントなどで配付します。また、3月29日(土)にふくしまFM(12:00~)及びラジオ福島(12:30~)で取組の様子や皆様の声をお届けする予定です。
皆さんから寄せられた沢山のメッセージ
環境再生プラザでは、引き続き、プロジェクトを通じて、復興や環境再生の状況を現地で見ていただき、地域の魅力の発信や町民の思いをつなぐ取組を進めてまいります。こうした取組により、風評払拭や双葉町の賑わい創出、町の活性化にも貢献できればと考えております。