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環境再生レポート

Vol.72

2024年9月27日

食を通して人が憩える場所づくり
-なすびさんが取材で大熊町(下野上)を訪れました-

大熊町では、特定復興再生拠点区域*1の避難指示が2022年6月に解除されました。
TV番組「なすびのギモン パート12」の取材で、解除された大熊町下野上地区になすびさんが訪れ、食事処「池田屋」の店主 池田孝代さんにインタビューしました。

なすびさんと池田さん

息子さんと一緒に料理を作る池田さん

浪江町の請戸出身の池田さんは、1年前に家族で大熊町に移住、今年の5月に食事処「池田屋」を開店されました。昼だけでなく夜も営業しており、地元の人たちに親しまれるお店として賑わっています。
池田さんは、結婚を機に神奈川県に住み、家族で飲食店を営まれていたそうです。浪江に帰省の際には大熊町も立ち寄っていて、「この辺りでは、午後2時を過ぎるとあまり食べるところがない」「夜も家族で食べる場所が少ない。お店をやってくれないか」との話を周りの方々からよくされて、この地への移住と開店を決心したとのことです。
開店後は、お客様から「お店ができて良かった。助かった」などと、多くの方からの声に、池田さんも必要とされている手ごたえを感じ、やってみてよかったのとのことです。
今後は「避難先から地元に帰ってこられた方たちとお茶飲み会ができるような場所として提供できたら」と笑顔でお話しされました。

人気の豚肉の生姜焼き定食

定食を美味しそうに食べるなすびさん

取材を終えたなすびさんからは「地元の方や若い移住者との交流も広がっていて、今後は憩いの場所として地域を盛り上げる場所になってほしい」と感想がありました。

食事処「池田屋」さんの外観

食事処「池田屋」さんの店内

なすびさんがレポートした「避難指示解除された特定復興再生拠点ってどうなっているの?(大熊町下野外編)」は、環境再生プラザホームページでご視聴いただけます。
ぜひ、ご覧ください。
環境再生プラザでは、今後もさまざまな機会を通して、地域の環境再生や復興への取組について情報発信してまいります。

*1「特定復興再生拠点区域」とは
将来にわたって居住を制限するとされてきた帰還困難区域内に、避難指示を解除して居住を可能にする区域のことです。6町村(富岡町、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯舘村)が復興及び再生を推進するための計画を作成し、国が帰還に向けた除染・インフラ整備等を集中的に行いました。

バックナンバー

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■2023年の環境再生レポート

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■2021年の環境再生レポート

■2020年の環境再生レポート

■2019年の環境再生レポート

■2018年の環境再生レポート

除染活動レポート(~2017年1月19日)

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