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Vol.49
2023年9月12日
今年も「葛尾村森林公園もりもりランド・かつらお」にて、7月29日(土)に葛尾村と環境省による「あぶくまの里山に親しむ もりもりランド森林体験会」が実施されました。この日は、「マウンテンバイク協会公認インストラクターによるはじめてのオフロードMTB体験会」と「ふくしまの山を探索×チームで協力!フリーポイント・オリエンテーリング」の2つのプログラムに村内外から参加者が集い、それぞれ好きなアクティビティーを楽しみました。
マウンテンバイク体験会では、福島県マウンテンバイク協会のインストラクターからマウンテンバイクの特徴や正しい乗り方などのレクチャーを受けました。基本的な乗車方法からブレーキのかけ方、段差の越え方などを学んだ後、実際のコースで走行体験を行いました。コースに出てからも自由にコースを走行するだけではなく、下り坂の次は登り坂、その次は登り下りというように、難易度を少しずつあげながら、個別に丁寧にインストラクターがサポートしました。参加者は「楽しく過ごすことができました」「良い汗をかきました!」など、森林の中をマウンテンバイクで駆け抜ける爽快感を満喫していました。
オリエンテーリングでは、福島県オリエンテーリング協会からフリーポイント・オリエンテーリングのルール説明を受けました。この日は、通常のオリエンテーリングに加え、葛尾村や放射線に関するクイズに答え、最も正解数が多い人たちには葛尾村の特産品が景品として贈呈されるというルールで実施しました。参加者のうちもりもりランドを普段から走り慣れている方が、最も早い20分程のタイムでゴールしました。その他の参加者も、各々の体力に応じてオリエンテーリングを楽しみながら参加し、全チーム60分ほどでゴールしました。クイズの全問正解者の2名と最も早くゴールした方に葛尾村からの景品が贈られました。
各プログラムの終わりには、放射線に関する解説がありました。もりもりランドでの滞在による放射線量は、約1泊2日(約18時間)の滞在でも約0.003ミリシーベルトで、日本における1人当たりの1年間に自然から被ばくする放射線量の1/700程度となることなどが紹介されました。
参加者からは、「来年もあればぜひ参加したいです」「大人も子どもも楽しめました」「最近は運動不足なので、すごく楽しめた」「慣れた場所なので、迷わずに回れると思っていましたが、迷いました、楽しかったです」などの声が聞かれました。
葛尾村では、今後も森林のフィールドを活かしたイベントが定期的に行われる予定です。
詳しくはもりもりランドHPをご覧ください。
https://morimoriland-k.com/
環境再生プラザでは引き続き、放射線や環境再生の理解促進に取り組んでまいります。