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Vol.21
2019年12月25日
富岡町は、平成29年4月に帰還困難区域を除いて避難指示が解除されました。TV番組「なすびのギモン パート7」の取材で、同町と協力し避難指示解除後の住民の方々の放射線不安に対応されている長崎大学の活動について、折田真紀子さんにインタビューをしました。
長崎大学は同町と協力して復興推進拠点をおいています。折田さんは、スタッフとともに町内の放射線の測定をしたり、その結果について説明をしたり、HP上で情報発信されたりしています。また、住民の方が気軽に集まれる車座集会などの機会をつくり、その中で放射線に関する不安などに耳を傾け、話をされる取り組みを続けています。
富岡町食品検査所の前で折田さんとなすびさん
長崎大学・富岡町復興推進拠点
参加された住民の方からは、避難指示解除から時間が経過し、放射線についてなかなか話す機会や聞く機会が減っている中で、「改めて話が聞けてよかった」などの声があるとのことです。今後も町と協力しながら住民の方々に寄り添って活動をすすめていく予定です。
ホームページで情報をわかりやすく発信
車座集会での一コマ
なすびさんがレポートした「除染後の放射線不安にはどんなことをしているの?」は、12月10日(火)にKFB福島放送で放送しました。放送した映像は環境再生プラザホームページでご視聴いただけます。ぜひご覧ください。