ここから本文です
Vol.82
2025年5月20日
地域に根ざした広報施設として「花の里 ながどろ 環境再生情報ひろば」(愛称:ながどろひろば)が4月25日に開所しました。開所式には、来賓として飯舘村の杉岡村長をはじめ地元関係者の方々にご参加いただきました。当施設では、長泥地区で環境再生事業が行われるようになった経緯やその内容、福島県内の除染で出た除去土壌の復興再生利用や県外最終処分について情報を発信します。
テープカット
開所式参加者がパネルを見学
館内のパネルでは、東日本大震災や原子力発電所の事故を知らない若者や福島県外の方々にも、除染などのこれまでの放射性物質対策について一連の流れでわかりやすく説明しています。また、身の回りの放射線、長泥地区における環境再生事業に関する情報などをイラストや写真を使って紹介しています。映像コーナーでは、環境再生事業の様子や事業で記録された田んぼの生き物たちなどの様子を見ることができます。
東日本大震災からこれまでコーナー
飯舘村長泥地区環境再生事業コーナー
また隣接するビニールハウスでは年間通してさまざまな花が栽培されています。それらの花を使って交流スペースでは押し花カードを作ることができます。
花き栽培
オリジナルの押し花カード
交流スペース
地元の方と気軽に休憩や談笑ができ、交流できる親しみやすい空間、ながどろひろばにぜひお越しください。
【場所・開館時間など】
【館内のご紹介】
(1)パネル展示
東日本大震災からの経緯、身の回りの放射線、長泥地区環境再生事業など
(2)映像展示
長泥地区環境再生事業概要やタレントのなすびさんがリポートしてきた映像、苗の植え付け、田んぼの生き物たちを記録した映像など
(3)交流スペース
※押し花カードを作成できます。
(4)その他
再生資材製造プラント模型、長泥地区のビニールハウスで栽培した花卉類の展示など
環境再生プラザでは引き続き、放射線や環境再生の理解促進に取り組んでまいります。