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Vol.79
2025年1月23日
1月12日(日)、大熊町役場前広場で「里がえりもちつき大会2025」が行われました。
毎年正月に開催されているもので、当日は子どもから大人まで多くの来場者で賑わい、もちつき体験をはじめ、みんなで凧揚げ、もちまき・抽選会などのほか、人間カルタ取りが行われました。
これは、「おおくま・おらほのカルタ」を使って大人も子どもも楽しみながら交流し、震災前の大熊町の「風景」や「祭り」、「文化」、「歴史」など地域のことを知ってもらうきっかけになるよう「おおくま・おらほのカルタで再発見実行委員会(事務局:環境再生プラザ)」が昨年から協力しているものです。
町内外から来場された方々に絵札役として参加を呼びかけ、大きなカルタの絵札を体の前や後に着けていただきました。札が読まれると、子どもたちが懸命に逃げまどう人間カルタを捕まえようと、芝生広場の中を所狭しと駆け回っていました。
環境再生プラザでは、引き続き、カルタなどを通じて、復興や環境再生の状況を現地で見てもらい、地域の魅力の再発見や地域資源の再認識につながる取組を進めていきます。
こうした取組により、記憶の伝承や交流、大熊町内の賑わい創出や町の活性化にも貢献できればと考えています。