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Vol.8
2018年12月7日
広野町立広野中学校は、福島県の「地域と共に創る放射線・防災教育推進事業」で放射線教育実践協力校に指定されています。3学年では「震災からの復興に向けたJヴィレッジの取組みを学ぶことを通して、ふるさと広野町の魅力を再発見するとともに、放射線に対する問題意識を高め、正しい情報を発信すること」を目標として、放射線に関する学習を進めてきました。環境再生プラザでは、この連携プログラムの企画と実施をサポートしました。
環境再生プラザ専門家による
除染・放射線の授業
スタジアムでの放射線の測定
Jヴィレッジ 職員によるフィールドの説明
公開授業:グループ毎の話し合いと発表
プログラムは、放射線・除染に関して学び、生徒自ら放射線を測定し数値で状況を確認、Jヴィレッジの猪狩安博さんからは震災当時の状況から再開に至るまでの課題や対応、今後の取組などを学びました。これらに加えて、広野町の地域再生について学んだことをわかりやすくまとめ、パンフレットとして編集しました。
また、学んだことについて、Jヴィレッジを会場にして、相双地区の小中学校の教員を対象とした公開授業で発表しました。パンフレットについては今後、Jヴィレッジが実施する県外のイベント等での展示や公共施設に掲示し、情報を発信する予定です。
環境再生プラザでは、今後も地域との様々な連携をすすめ、放射線や地域の環境再生に対する理解を促進していきます。