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vol.130
2016年3月16日
2016年3月16日、福島市内の除染作業に従事する作業員から、市内5つの小中学校(西信中学校、荒井小学校、佐倉小学校、佐原小学校、土湯小学校)にテントの贈呈が行われました。
これら5校の児童・生徒は前年8月、福島県内のメディア8社連携の活動「ONEふくしま」が実施している「サンクスヘルメット」において、除染作業員に感謝・激励のメッセージを贈りました。その後、メッセージを受け取った除染作業員の中から「お返しをしたい」との声があがり、学校と相談した結果、子供たちに、運動会などで思いっきり外遊びを楽しんでもらいたいという思いから、今回、テントの贈呈が行われることになりました。
贈呈式は西信中学校で行われ、同校の生徒及び5校の校長先生に対し、除染作業員からテントの目録が手渡されました。
大林組・亀岡工務店特定業務委託共同企業体の鈴木順一所長が除染作業員を代表し、「生徒・児童の皆さんから心温まるメッセージを頂き、毎日の作業の力になっています。感謝の気持ちをお返ししたい。テントは子どもたちの健やかな学校生活に役立てていただきたい。」と挨拶しました。
テントを受け取った荒井小学校の佐藤喜彦校長は「本日は素晴らしいプレゼントを頂き、心から感謝しています。テントは学校の運動会や地域の体育活動で大いに活躍させていただきます。」と御礼を述べました。