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Vol.10
2019年1月17日
環境再生レポートVol.1では、葛尾村 大笹で営農再開を目指す取組についてご紹介しました。今回はその続きです。もともと牧草地だった場所で、春にはクリムゾンクローバーを作付けし、その後、牛に飼料として与えるトウモロコシを9月に収穫し放射性物質は不検出、さらにこれを飼料として与えた牛の原乳の検査を10月から16回繰り返しました。検査の結果、連続して検出されなかったことから、1月11日に原乳が出荷となりました。
作付けされたトウモロコシ
トウモロコシの収穫
発酵させて牛が食べ
やすくしたもの
トウモロコシを食べる牛たち
乳牛のお世話をする佐久間さん
原乳を集乳車へ吸い上げる様子
7年10か月ぶりの出荷を見送る佐久間さん
葛尾村では震災以降初めての出荷で、生産者の佐久間さんは、「やっとスタートラインに立つことができた。消費者に安心してもらえる原乳を生産していきたい」と話されました。