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Vol.90
2025年12月11日
第63回ミス・インターナショナル世界大会2025に出場する各国・地域代表のうち約30名が11月19日、20日に双葉郡富岡町を訪れました。11月27日に東京で開催される世界大会を前に、約2週間にわたり日本各地で社会貢献や文化交流をする活動の一環で当地を訪れたもので、福島第一原発の視察、廃炉作業や環境再生の取組についての勉強会、また地元の方との交流などが行われました。
初日は、福島第一原発の視察の前に、東京電力廃炉資料館において、東京電力の担当者から廃炉作業の現状や視察に際しての説明を受けました。また、原発事故後に福島県内で行われた除染や中間貯蔵、除染で生じた土の復興再生利用の取組について、環境再生プラザのアドバイザーから英語で説明を受け、真剣なまなざしで理解を深めている様子でした。
廃炉や環境再生の取組についての勉強会
翌日は富岡町にあるこども園や特別養護老人ホームなどを訪問して交流を重ね、次の訪問地へと向かいました。
富岡町での交流の様子
富岡町を訪れた参加者は、「(地元の子供たちとの交流は)私にとって最高の思い出。回復力、責任、思いやりー福島について多くのことを学ばせていただきました(コロンビア代表 カタリナ・ドゥケさん)」、「困難にもかかわらず、立ち上がり前に進もうとする勇気と決意に感銘を受けました(フィリピン代表 ミルナ・エスゲラさん)」などそれぞれのSNSで福島での活動を振り返り、思いを発信しました。
環境再生プラザでは、今後もさまざまな機会を通して、地域の環境再生や復興への取組について情報発信してまいります。