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環境再生レポート

Vol.91

2025年12月12日

ベガルタ仙台対いわきFC戦にブースを出展しました
-環境再生の取り組みを県外で発信-

サッカーJ2リーグ最終節ベガルタ仙台対いわきFCの試合が11月29日(土)、ユアテックスタジアム仙台で行われ、環境再生プラザがブースを出展しました。これまで、福島県内を拠点とするいわきFC(J2)と福島ユナイテッド(J3)のホームゲームに出展しており、県外の試合会場での出展は初めてです。

仙台市を中心に宮城県全市町村をホームタウンとするベガルタ仙台は、1999年にJリーグに加盟、地域のシンボルとして親しまれ、選手とサポーターが一丸となり、熱い試合を繰り広げています。
クラブ名は全国的にも有名な仙台七夕を由来とし、七夕の織り姫(べガ)と彦星(アルタイル)が出会うという伝説から生まれたものです。

キックオフを待つ静寂のスタジアム

ベガルタ・ゴールドに染まったスタジアム

ベガルタ仙台のJ1昇格のプレーオフが懸かる大一番の試合には、約2万人の観客が集まりました。
14時のキックオフに先立ち、グッズ販売やグルメブースと並んだ展示ブースには、各チームカラーを身にまとったベガルタ仙台といわきFCの両サポーター約300名に来場いただきました。

ブースでは福島県内の除染で生じた土の復興再生利用と県外最終処分を紹介するパネル、飯舘村長泥地区の実証事業で栽培された花のフラワーアレンジメントなどを展示し、パネルと連動したスマートフォンを使ったクイズの参加者に、押し花のしおりや郡山女子大短期大学部の学生が環境再生をテーマにデザインしたエコバッグをプレゼントしました。また、ベガルタ仙台のエンブレムにも登場するワシ(アルタイルが属するわし座に由来)をモチーフにしたクラブマスコット、兄「ベガッ太」と妹「ルターナ」も応援にかけつけてくれました。

多くのサポーターで賑わう展示ブース

ベガッ太とルターナも応援にかけつけてくれました!

ベガルタ仙台のレジェンドで、クラブコーデネーター梁勇基さんとクラブコミュニケータ富田晋伍さんにもお越しいただき、最終戦にふさわしい素晴らしい試合となるよう願いを込め、長泥地区で栽培されたカーネーションなどの花束を贈呈しました。

梁勇基さん(左)と富田晋伍さん(右)へ花束贈呈

ベガルタ仙台レジェンド、マスコットの皆さんと一緒に

宮城県をはじめ福島県外のサポーターからは「初めて知ることができた」「誤った知識ではなく正しく知ることが大事だと思う」などの感想を多くいただきました。

環境再生プラザでは、今後もさまざまな機会を通して、復興再生利用や県外最終処分の理解醸成に向けて情報発信を行ってまいります。

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