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Vol.15
2019年8月9日
福島市教育委員会主催の教員研修が8月7日に行われ、市内の小中学校から75名が参加されました。実施にあたって昨年に引き続き、相談員支援センターと環境再生プラザが協力しました。
研修は、放射線の基礎と健康影響などの講義、霧箱など授業で使える4つの実習、理科だけでなく社会などでの授業の実践例紹介、震災という体験から未来を考えていくことの大切さについての講演、ワークショップです。
長崎大学 吉田准教授の講義
実習1 環境再生プラザスタッフによる紙芝居
実習2 放射線の飛跡観察
実習3、4
鳥取大学 北准教授によるモニタリングポストの活用(中央)
風評のディスカッション(右)
森合小学校 馬上教諭の実践例紹介
福島大学 佐藤特任教授の講演
振り返りワークショッップ
参加された先生からは、データなど事実について自分たちがまず学ぶ、どのように授業に取り入れていけばよいのか具体的に考えることができた、震災を知らない子供たちに教えていくことの大切さに改めて気づかされた、などの感想がありました。
相談員支援センター、環境再生プラザでは引き続き、放射線に関する理解促進のためのさまざまな活動をサポートしていきます。