長野の高校生の手で、川内村の応援を。
長野県更級農業高等学校文化祭で修学旅行の成果発表
修学旅行で川内村を訪れた長野県更級農業高等学校の生徒たちが、10月19日、同校の文化祭で川内村の農産物や加工品の販売と、修学旅行で学習した内容のパネル展示を行いました。修学旅行を経て、「被災地に行けて良かった。長野で生活していても分からなかった福島のいまが分かった」と感想を語る高校生らが、今度は自分たちの手で川内村の応援をしたいと、授業や放課後の時間を使って一生懸命準備を進めてきました。当日は、農産物を買い求める人や、パネル展を興味深く眺める人など、たくさんの来場者で賑わいました。
たくさんの川内村農産物が並ぶ販売会場。左から、更級農業高等学校の皆さん、川内村商工会 渡辺正室長、
同商工会 復興支援員の堀口誠さん、修学旅行を引率した今溝秀雄教諭(右)。
川内村農産物は高校生の手によって販売
されました。売上の一部は川内村に
還元されます。
修学旅行での学習成果をまとめたパネル展
にも、たくさんの来場者が訪れました。
被災地の状況を伝える映像展示の様子。
川内村農産物PRボードを手にする高校生。
文化祭で賑わう校内を巡り回っていました。
長野市内から来場された竹内 保富さん、
多佳子さんご夫婦。「被災地のことを、
もっと知りたいと思って来ました。
修学旅行で被災地に訪れることは、
素晴らしいと思います」。
修学旅行で川内村を訪れた徳武 亮くんと、
母の安恵さん。「今度は家族と一緒に、
また川内村に行きたいです」。