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環境再生レポート

Vol.94

2026年3月23日

浜通りのこれまでといまを知り、これからを考える
-浪江町、双葉町、大熊町をめぐる見学会
&トレーニングマッチ-

環境再生プラザと福島県内の女子サッカーチームFUKUSHIMA WWW.(福島ウィーアー)*との共同企画で見学会を実施しました。福島市にある桜の聖母学院中学校・高校女子サッカー部と福島県女子サッカーリーグのFC BLOOM 福島との合同チームが2月22日に福島ウィーアーと行うトレーニングマッチに合わせて、浪江町、双葉町、大熊町をめぐりました。

福島ウィーアーは、2025年春に立ち上がった双葉郡を拠点に活動をしている地域密着型のチームで、選手が地元の企業などで働きながら、地域活動や復興支援にも参加しています。当日は、地域の復興に取組む「まちづくりなみえ」で震災当時からこれまでを伝える支援員をしている工藤古都子選手と中川良美選手が案内しました。

請戸小学校は、海から約300mの距離にありますが、大地震の後、大津波から全員が避難しました。海抜が高くなっている大平山方面にすばやく避難できたこと、一方で近隣の多くの方が亡くなられたことなど説明がありました。その後、双葉駅前周辺を見学し、中間貯蔵事業情報センターにおいてこれまでの除染や中間貯蔵などの環境再生事業について職員から説明を受けました。最後に福島ウィーアーの佐藤夏美代表から「地域に根差したサッカーチームとして、応援されるだけでなく、サッカーをはじめいろいろな活動に取り組んで地域に貢献していきたい」といった話がありました。

震災遺構 浪江町立請戸小学校

校舎西側から大平山を見ながら


大平山霊園

中間貯蔵事業情報センター

佐藤代表からの話

午後は、大野小学校から生まれ変わった大熊インキュベーションセンターに隣接する「OICスマイルフィールド」にてトレーニングマッチを行いました。

見学後のアンケートでは、「震災の記憶がほとんどない中で、今日見学した時に地域の人たちとの助け合いがどれだけ大切なことかを知ることができた」「見学では丁寧な分かりやすい説明で、震災を経験していない私でもとても身近なことだと実感することができた」「浪江町や大熊町には、帰りたくても帰れない人がたくさんいるんだと思った。いつかその人たちが満足のいく生活ができたらいいなと思った」「見学後の練習試合でも今私達がこの場所でサッカーができているのは誰のおかげなのか、感謝しながら一生懸命プレーできた。とても充実した体験になった」といった感想がありました。

環境省と環境再生プラザでは引き続き、環境再生への取組について情報発信をしてまいります。

*チームについて詳しくは、環境再生レポート Vol.88をご覧ください。
環境再生レポート Vol.88 地域を女子サッカーで盛り上げる人たち-なすびさんがFUKUSHIMA WWW.(福島ウィーアー)を取材しました-

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