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除染作業に取り組む作業員の皆さんに感謝と応援の気持ちを伝える、ONEふくしま「サンクスヘルメット贈呈式」が8月23日、福島市の四季の里で行われました。
この贈呈式は、昨年の郡山市に引き続き開催され、「福島の再生を目指して」という想いのもと県内のマスコミ8社が参加する「ONEふくしま」が主催しました。
今回は、福島市立西信中学校、荒井小学校、佐倉小学校、佐原小学校、土湯小学校から430通の感謝と応援のメッセージが寄せられました。「福島のためにありがとう。がんばれ」「福島の未来を明るく」「除染作業、頑張ってください」など、地域のために日々、除染を進めている作業員の皆さんへの温かいメッセージです。
贈呈式には各校代表の児童・生徒12名と、この地域の除染を担当する大林組・亀岡工務店特定業務委託共同企業体(JV)の除染作業員5名が参加しました。
児童・生徒の皆さんはメッセージが貼られたヘルメットを除染作業員の皆さんに手渡しました。同企業体の鈴木順一所長は「心温まる多くのメッセージを頂いて、感謝しています。皆さんの気持ちを受け止め、1日も早く除染を終わらせるように頑張ります」と謝辞を述べました。
佐藤瞳斗君(佐原小学校)は「ヘルメットを渡せてうれしいです。暑い中、寒い中で頑張っている皆さんに感謝の気持ちを贈ることができました」と笑顔をみせました。阿部叶佳さん(西信中学校)は「除染作業員の皆さんは毎日、懸命に作業に励んでいると感じています。福島の未来を明るくするために、今後も頑張ってください」とエールを送りました。ヘルメットを受け取った村田城さんは「子どもたちの言葉は活力になります。福島の子どもたちのために、今まで以上に住みやすいまちにするため除染を進めます」と意欲を新たにしていました。
環境省は、福島県民の皆様のご理解とご協力の下、関係機関と連携し、除染を進め、再生と復興に向けた地域の取組を後押ししていきます。