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緑豊かなまちづくりを進める郡山市には数多くの公園があります。市は「子どもたちが少しでも早く外で遊べるように」、公園の除染を教育施設と同様に優先。
市内には、開成山公園などの大きな都市公園、ちびっ子広場などの地域の子どもたちがよく遊ぶ公園があります。
昨年度は、子どもたちが集まる公園の広場を中心に458ヶ所の表土除去を実施しました。
「更なる除染を進めるために、より効果的で効率的な方法を研究しながら、園路や周囲の植栽帯・法面などの除染及び樹木剪定などに取り組みます。」と公園緑地課の佐藤課長。
郡山カルチャーパークでは、新たな吸引式の方法で流れるプールなど5つのプールと周辺生垣の除染を行い、7月7日に全面オープンをしました。
大島東コミュニティープールも同様に除染を行い、夏休みに合わせ7月21日にオープンしています。
「昨年より今年、今年より来年と放射線量を確実に低減させ、以前のように、子どもたちが元気に遊ぶ環境づくりに努めていきたい」。
佐藤課長は、保護者の方へのメッセージを込めて、力強く締めくくりました。
表土除去済みの公園やちびっ子広場などには、除染前と現在の放射線量を表示した看板を設置。
「早め早めに除染を進めて、市民の方々の要望にお応えしていきたい」と佐藤宗良郡山市都市整備部参事兼公園緑地課長。
7月7日再オープンした郡山カルチャーパークのプール。猛暑となった祝日の16日には約1600人が入場。