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環境省は福島の再生のために、県・市町村とともに除染活動に取組んでいます。今回は、川内村から村民を応援するイベント、「かわうちドンドン村づくり」の様子と、除染作業員による支援活動をレポートします。

除染作業の終了を迎える川内村で復興イベント開催。村民と商店を元気に。

12月7日と8日の週末、川内村村民体育センターで「かわうちドンドン村づくり」が開催されました。同村商工会が、村民と再開した商店を元気づけたい、との思いで主催しました。伝統芸能、地場産業や新たに拠点を設けた企業の紹介とともに、支援活動をしている方々との交流の場が設けられました。イベントでは村の今後を考えるパネルディスカッション、コンサートや、福岡国際マラソンで日本勢最高の3位と健闘した川内優輝選手を招いたトークショーとジョギングが行われました。村内外の人々の交流がさらに深まった2日間になりました。

商工会会長・井出茂さんは、「帰村人口を増やすため、受け入れ体制整備と新たなライフスタイルの提案が大切です。帰村した私たちの元気な姿を発信する機会を、これからもつくりたい」と話しました。

川内村の除染特別地域では住宅除染が昨年末に終了、他の除染作業も来年3月に終了する予定と順調に進んでいます。同村復興対策課長・井出寿一さんは、「除染特別地域の除染作業を担当する[かえるかわうちJV]が、いち早く帰村宣言をした川内村と同じ思いを共有して作業を進めていること、村民と顔の見える関係にあることが順調な除染進捗の背景にあります」と評価しました。

同JV所長の松谷英之さんは、「挨拶の大切さと、村の行事に積極的に参加して村民のみなさまと信頼関係を築くことを全作業員と共有しました。今年は、川内中学校にクリスマスツリーを贈ったことで生徒のみなさまとも交流できました」と話します。

8日に行われたジョギングイベントでは、かえるかわうちJVのスタッフも、ルート誘導と記念品贈呈係として参加しました。川内選手に励まされた子どもたち、村民の力強い走りと沿道の歓声に包まれ、村にエネルギーが満ちたひとときになりました。


パネルディスカッション「川内村10年後のカタチを語ろう」。左からコーディネーターの河合薫さん、遠藤雄幸村長、大和田清司商工会事務局長、村おこし団体・チームドンドンの渡辺正さんと秋元夕佳さん、農業支援団体の福塚裕美子さん。


帰村人口を増やす牽引役、商工会会長・井出茂さん(左)と復興対策課課長・井出寿一さん。


川内優輝選手を招いたジョギングで、ルート誘導や記念品贈呈をかえるかわうちJVの除染作業員(右)が手伝った。


かえるかわうちJVが、除染作業員宿舎に隣接する川内中学校にクリスマスツリーを贈ったところ、生徒から感謝状が贈られた。

福島再生vol.56 川内村 PDFリンク

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