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環境省は福島の再生のために、県・市町村と共に除染活動を続けてまいります。今回は、先駆的な除染活動を進める双葉郡川内村のレポートです。

除染は戻るために不可欠。成し遂げなければスタートはありません。

「戻れる人から戻ろう」と、今年1月31日『帰村宣言』をした川内村。遠藤雄幸村長は「この宣言は戻れる人は戻り、心配な人はもう少し、様子を見てから戻る。というもの。只、戻るための環境を作るには担い手が戻らないと進まないので、まず行政が戻るという決意を込めて宣言した」と真意を説明します。

除染は宣言前の昨年11月から始め、小中学校、保育園、診療所の4月1日再開に向け、子どもがいる世帯を含めて3月には除染を完了。金融機関などもすでに再開し、住宅は6月末時点で村が除染を担う旧緊急時避難準備区域961世帯の約30%の除染が終わり、年内にすべて完了する予定です。7月には農地も除染の準備段階に入り、汚染濃度に応じて3つの方法を行う独自の取り組みで来年の米の作付け再開を目指します。さらに「山林は(除染の)技術革新を図りながら約20年のスパンで進めていく」と、明確なビジョンを示す遠藤村長。

「除染を成し遂げなければ、戻ったとしても安心して暮らすことはできません。積極的に除染を進めることから、新しい川内村が生まれてくると思っています。一日でも早く自分のふるさとに戻れるよう、覚悟を持って徹底して進めます」。

全村民約3000人のうち、1月には1割ほどだった帰村者も現在は約800人とわずかずつでも増え、雇用の場も複数の企業進出が進行中という川内村。遠藤村長と職員は、思いを一つにふるさと再生へ向けて今日も懸命に動いています。

川内村村長
「自分のふるさとに戻るというのは理屈じゃない」。その気持ちに応えたいと語る遠藤雄幸川内村村長。

天山文庫
カエルの詩人・草野心平の蔵書を収めた「天山文庫」や国の天然記念物モリアオガエルが棲む「平伏沼」がある川内村。帰村宣言のスローガンにも「かえるかわうち」と掲げています。

福島再生vol.5 双葉郡川内村 PDFリンク

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