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環境省は福島の再生のために、県・市町村と共に除染活動を続けてまいります。今回は、放射線や除染について子どもたちの理解を図るため、塙町の小学校で開催された専門家による講座のレポートです。

放射線や除染について子どもたちが理解できるよう、専門家による講座を開催。

塙町の町立笹原小学校では、放射線等に関する教育の一環として、平成24年12月、除染情報プラザが実施する専門家派遣を活用し、子どもたちを対象とした講座を開催しました。

この講座は、放射線や除染について、子どもたちが専門家から知識を学ぶ機会を設けるために、同校から除染情報プラザに専門家の派遣を依頼したことがきっかけでした。それを受けて、福島県教育委員会の協力のもと専門家による講座が実現しました。

当日は、低学年の1・2年生28名を対象に、講師を務めた科学技術社会研究所理事・白石浩二さんが、放射能や放射線に関す る基本的な知識をはじめ、放射線が体におよぼす影響や被ばくを防ぐ方法について、写真やイラストを使い、分かりやすく説明しました。その後、実際に放射線を測定する実験などが行われ、子どもたちは、終始真剣なまなざしで白石さんの話に耳を傾け、実験に取り組んでいました。

「子どもたちには、放射線について理解してもらい、過度な心配をすることなく、元気に過ごしてほしい」と白石浩二さん。担任の小松祐子先生は、「1・2年生でもわかるように、実験を交えてお話いただいたので、興味を持って学習できたようです。私たち教員も勉強になりました」と喜ばれていました。

この講座を通して、放射能や放射線の知識を学んだ子どもたちは、放射線をむやみに怖がる様子もなく、元気に学校生活を送っています。また、同校では、授業での指導に加え、今後も専門家による講座を活用するなど、子どもたちが放射線や除染の知識を学ぶ機会を、計画的に設けています。

※除染情報プラザでは、専門家派遣を通じて、学校をはじめとした各団体の要望に応じた講座を実施しています。


塙町立笹原小学校で1・2年生28名を対象に行われた専門家による講座。科学技術社会研究所理事の白石浩二さんが、放射線の基本的な知識を分かりやすい言葉で説明。子どもたちは真剣なまなざしで話を聞き、質問も活発に行っていた。


「ベータちゃん」「アルファちゃん」と名付けた放射線測定器を使って、自然の食物や石などからも、さまざまな放射線が出ていることを体験。


放射線が通った跡を見ることができる装置「霧箱」を使った実験も行われた。通常では見られない放射線を目にして、子どもたちは一斉に驚きの声を上げた。


現在92名の児童が学ぶ塙町立笹原小学校。放射線等に関する教育の一環として、子どもたちが専門家から学ぶ機会を設けたいと除染情報プラザに依頼。今後、上級の学年でも実施する予定。

福島再生vol.34 塙町 PDFリンク

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