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環境省は福島の再生のために、県・市町村と共に除染活動を続けてまいります。今回は、地元住民と全国のボランティアが協力して行った、川俣町の除染活動をレポートします。

地元の方々の「駒ザクラ」への想いに応え、全国から集まったボランティアが一緒に除染。

川俣町において、3月24日、地元住民と全国から駆けつけた多くのボランティアにより、町の観光名所である駒ザクラ周辺の除染活動が行われました。この除染ボランティア活動は、昨年12月の福島市大波地区の活動に続き、福島県がNPO法人オンザロードに運営を委託し、実施されました。今回は、同町と駒ザクラ愛護会の要請を受け、昨年よりも多くの方々に安心して花見を楽しんでもらうことを目的として行われました。

地元の想いに応えるため、除染活動の前には、除染活動の進め方やスケジュールなどについて綿密に打ち合わせが重ねられました。当日は、約80人のボランティアと、駒ザクラ愛護会を中心とした地元の方々が協力し、駒ザクラ周辺陵地の腐葉土や落ち葉の回収などに取組みました。この活動により、放射線量が低減したことが、電気事業連合会の測定協力により、確認されました。

福島県生活環境部除染対策課の須藤卓也さんは、「1週間という短い募集告知にも関わらず、全国から多くの方々が駆けつけてくださった。参加してくださった皆さんが、地元の方々と触れ合い、実際に見聞きした福島の現状を、それぞれの地元に戻り発信して頂くことが、この活動の重要な目的であると考えます」と話します。

駒ザクラ愛護会の八巻吉盛副会長は、「震災から2年経っても福島のことを忘れずに、全国から大勢の方が駆けつけてくれた。たくさんの元気をいただいた」と感謝されていました。

駒ザクラは、4月中旬に見頃を迎え、今年は前年を上回る多くの花見客が訪れました。福島県は、今後もボランティアによる除染活動を県内で展開していく予定です。


駒ザクラ周辺の腐葉土や落ち葉の回収に取組むボランティアと地元の方々。


昼食には、地元婦人会の方々が手づくりした、川俣町の名産品川俣シャモを使ったシャモ汁やおにぎりが振る舞われた。


除染活動に参加した駒ザクラ愛護会の方々と八巻吉盛副会長(左端)。「地元の皆さんも、快く協力してくれた」と話す。


「福島の方と触れ合って自分も元気をもらった。地元に戻ったら、福島は大丈夫、元気だとたくさんの人に伝えます」と、埼玉から参加した男性。


推定樹齢500年以上といわれる駒ザクラ。今年の花見の客数は前年を上回る人出まで回復。
花見客は、巨木が淡紅色に染まる様を盛んにカメラに収めていた。

福島再生vol.41 川俣町 PDFリンク

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