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環境再生レポート

Vol.46

2023年3月16日

「福島、その先の環境へ。」対話フォーラムin新潟
-なすびさんが対話フォーラムに登壇者として参加しました-

2023年1月21日に環境省主催の「福島、その先の環境へ。対話フォーラム」※1が新潟市の朱鷺メッセで開催され、福島出身のなすびさんが登壇者として参加しました。
フォーラムに先だって、動画「福島、その先の環境へ。」が上映、これまで福島県で行われてきた除染中間貯蔵施設事業、除去土壌の再生利用等について、現場で携わる方々の証言などを交えて紹介されました。
フォーラムは、西村環境大臣の挨拶で開会し、続いて環境省より「福島県での環境再生事業と今後の課題(除去土壌の安全な再生利用に向けて)」についての説明がなされました。


対話フォーラム会場前


対話セッションの登壇者の方々

その後の「対話セッション」では、当日の会場及びインターネットを介して参加した方々からライブチャットでいただいた質問・意見を対話ボードで整理し、登壇者から回答する形式で対話が進められました。質問の中で多かった内容は安全性についての疑問や意見でした。また、登壇者からの感想やコメントの中で、なすびさんからは「自分ごととしてとらえられるかが大事。困った時はお互い様と思って行動を起こしたり、情報発信をしていただけたらと思う」と話されました。福島県大熊町出身でHAMADOORI13代表理事の吉田さんからは、「現場に来てみていただく機会を増やすことが重要」と話されました。


参加者からの質問、意見が貼られた「対話ボード」


参加者からの質問に答えるなすびさん

最後にフォーラムに参加されたなすびさんから「除去土壌の再生利用や最終処分について福島県外の方がどのような問題意識を持っておられるかを改めて知ることができました。前向きの意見もありましたが、まだまだ理解が進んでいるとは言えず、理解を深めていくために、対話フォーラムや地道な情報発信が必要だと感じました」との感想がありました。


長泥地区※2で栽培されたカスミソウと押し花の
「しおり」・マンガ「なすギモ」の冊子


イラストや文字でディスカッションの様子を伝える
「グラフィックレコード」

なお、この対話フォーラムは、TV番組「なすびのギモン パート10」の取材も兼ねており、『「福島、その先の環境へ」対話フォーラムって?』のタイトルでKFB福島放送から3月28日(火)20時56分~21時に放送予定です。また、放送後は環境再生プラザホームページでご視聴いただけます。ぜひご覧ください。

  1. 「「福島、その先の環境へ。対話フォーラム」」とは、
    東日本大震災に伴う、東京電力福島第一原子力発電所の事故から、12年が経ちます。環境省では、国の責務である福島県内除去土壌等の県外最終処分の実現に向けた理解醸成活動の一環として、除去土壌等の再生利用の必要性・安全性等について全国各地で開催しており、今回が7回目となります。
    なお、8回目は、仙台国際センターにて2023年3月18日(土) 14:00 ~ 16:00に開催予定です。
  2. 長泥地区
    2018年11月から福島県飯館村長泥地区の特定復興再生拠点区域では、村内の仮置場の除去土壌を再生資材化し、盛土実証ヤードで花卉や野菜などの栽培実験を行っています。これまでの食用作物の放射性セシウム濃度の測定結果は、検出下限値未満となっています。
    この再生事業をより知っていただくことを目的に、現地見学会も実施しています。

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