除染実施後のフォローアップについては、汚染の状況、地域の状況、利用状況等に応じて、
以下の(1)~(3)から必要なものを選択して実施することとします。
(1)効果の維持確認・フォローアップ除染
i) 詳細の事後モニタリング
計画に基づく除染終了後、除染効果の維持を確認することを目的に、おおむね半年から1年後に事後モニタリングを実施する。
ii)フォローアップ除染
フォローアップ除染については、下記のリンクにおいて説明する。
(2)継続モニタリング
除染を実施した区域について、除染特別地域又は汚染状況重点調査地域の解除まで、継続のモニタリングを実施する。なお、モニタリングの頻度や測定点等については、線量に応じて設計する。
(3)住民へのきめ細かな対応
住民からの心配の声等に対応するため、モニタリングやリスクコミュニケーションを丁寧に進めるとともに、現場での対応も含めた、きめ細かな対応を進める。
なお、個人線量の把握・管理や健康相談等、除染以外の対策については、関係省庁、自治体等と連携する。フォローアップの除染の実施の合理性の判断や対象範囲の設定、リスコミ等住民へのきめ細かな対応に当たっては、個人線量の把握・管理等の検討、実施状況を踏まえつつ、個人の追加被ばく線量にかかる長期的目標に照らし、これらを活用する。