市町村除染に関する国と4市の勉強会中間報告
※4市:福島市、郡山市、相馬市、伊達市
平成26年8月1日(金)
16:00~16:30
於:福島ビューホテル 「吾妻Ⅱ」
議事次第
- 開会
- 中間報告説明
- 閉会
配布資料
国と4市の勉強会中間報告 関係Q&A
Q.これまで除染の目標は「毎時0.23マイクロシーベルト」ではなかったのですか。
これを変更するのですか。
これまでも、毎時0.23マイクロシーベルトは、除染で達成すべき目標値や、安全と危険の境界ではなく、汚染の状況について調査測定するための地域(汚染状況重点調査地域)を指定する際の基準でした。この基準を変更する予定はありません。
個人が受ける年間追加被ばく線量については、除染だけでなくモニタリングや食品の安全管理、健康診断など放射線リスクの適切な管理を総合的に行うことにより、長期的に、1ミリシーベルト以下になることを目指しており、この方針に変更はありません。
なお、毎時0.23マイクロシーベルトという数値は、「1日のうち、8時間を屋外、16時間を屋内(木造家屋内)で過ごす」という仮定の下で、年間追加被ばく線量が1ミリシーベルトになるように計算した場合の、1時間あたりの空間線量率です。
今回の勉強会では、この考え方による推計よりも実際の個人の年間追加被ばく線量は低くなりうることと、4市における市民の個人追加被ばく線量は既に年間1ミリシーベルト程度になっており、現在も低減を続けていることが明らかになりました。