目標
現在の年間追加被ばく線量が20ミリシーベルト以上の地域を段階的かつ迅速に縮小することを目指します。
現在20ミリシーベルト未満の地域では、長期的に年間1ミリシーベルト※以下になることを目指します。
※政府全体として、除染のみならず、モニタリングや食品の安全管理、リスクコミュニケーション等の施策を通じ、住民の方々が生活する中で、個人が受ける追加被ばく線量が長期目標として年間1ミリシーベルト以下になることを目指しています。
※1ミリシーベルトという数値は、放射線防護措置を効果的に進めるための目安で、「これ以上被ばくすると健康被害が生じる」という限度を示すものではありません。「安全」と「危険」の境界を意味するものでもありません。
(出典:低線量被ばくのリスクに関するワーキンググループ報告書)
追加被ばく線量 年間20ミリシーベルト以上の地域
その地域を段階的かつできるだけ早く縮小することを目指します。
ただし、そのうち特に高い地域については、長期的な取組となる見込みです。
追加被ばく線量 年間20ミリシーベルト未満の地域
長期的に年間追加被ばく線量が1ミリシーベルト以下になることを目標とします。
また平成25年8月末までに、一般の人の年間追加被ばく線量をその2年前とくらべて約50%減少させることを目指します。
同様に、子どもの年間追加被ばく線量は、学校や公園など子どもの生活環境を優先的に除染することによって約60%減少させることを目指します。