この地域では市町村が計画を策定して除染を進めます
「汚染状況重点調査地域」として指定を受けた市町村は、汚染の状況について調査測定を実施し、除染を実施する区域や除染の実施者、手法などを定めた除染実施計画を策定します。市町村、県、国等は、この計画に基づき除染を実施しています。
市町村除染の進捗状況
市町村除染については各市町村が計画を策定し、除染を実施しています。
- 「汚染状況重点調査地域」として指定を受けている市町村(92市町村)が対象となります。
- 汚染の状況について調査測定を実施し、除染を実施する区域や除染の実施者、手法などを定めた除染計画は92市町村(当面策定予定の市町村全て)において策定し、除染を実施します。
- 各市町村の除染計画では、福島県内を中心に5年間、それ以外の多くは2~3年間を計画期間としています。
市町村除染の点検結果
先行的な取組を行う市町村や、現行除染計画に基づく除染を終了する市町村の状況を点検しました。有効な取組について情報共有を図り、市町村ごとの事情を踏まえつつ、横展開を促します。
先行除染事業実施市町村での取組と蓄積
先行して除染事業を実施している市町村においては、効果的・効率的な除染事業の実施や、地域住民理解促進等の観点から、様々な創意工夫ある取組・ノウハウが蓄積されつつあります。
例)優良取組事例集(グッドプラクティス集)(平成25年5月福島環境再生事務所)より抜粋
● 除染廃棄物(枝葉等)の減容化(伊達市)
除染現場でのチップ化装置利用の様子
● 住民との協働(委員会設置)、住民説明会の円滑な実施の質疑応答集配布、
質問コーナー設置等(福島市)
地域除染等対策委員会の様子
質問コーナーの様子
● 町内会の協力を得た仮置場の確保の取組等(三春町、桑折町等)
各地域の町内会等が中心となって仮置場の候補地を選定