除去土壌の埋立処分について
福島県外の市町村が、適切に保管されている除去土壌を集約して埋立処分を行うことを選択する場合には、国が定める処分方法に従って行う必要があります。
このため、平成29年に「除去土壌の処分に関する検討チーム」を設置し、除去土壌の埋立の処分方法の考え方について専門的見地から検討を行っています。
また、検討チームにおける検討に資するため、関係自治体の協力の下、埋立処分の実証事業を実施しています。
実証事業の目的と事業内容
目的
福島県外の汚染状況重点調査地域において保管されている除去土壌の処分に向けて、埋立処分に伴う作業者や周辺環境への影響等を確認することを目的としています。
事業内容
- 茨城県東海村、栃木県那須町及び宮城県丸森町において、除去土壌の埋立処分に係る実証事業を実施
- 実証事業に用いる除去土壌は、各自治体で保管されている除去土壌を使用
- 埋立処分の工程における埋立場所及び敷地境界の空間線量率、放射能濃度、作業者の個人被ばく線量の測定等を実施