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トップページ > 除去土壌等の管理 > 仮置場について

仮置場について

除染により生じた土壌(除去土壌)等は、仮置場や現場保管場所等において保管されます。保管に当たっては、放射性物質による人の健康や環境への影響を低減させるため、遮へい等の措置を講じるとともに適切に管理しています。福島県内においては、除去土壌等の中間貯蔵施設及び仮設焼却施設等への搬出を行っており、搬出の完了した仮置場等は基本的に原状回復後、地権者へ返地します。

仮置場の状況

2017年度末までに約1,700万m3(うち福島県内で約1,650万m3)の除去土壌等が発生し、これまでに約1,400か所の仮置場等(うち福島県内で約1,350か所)において保管を実施してきました。福島県内においては、中間貯蔵施設及び仮設焼却施設等への搬出により、保管物については2017年3月頃をピークに、仮置場数については2016年12月頃をピークに、それぞれ減少しています。


【福島県内における仮置場等の箇所数の推移】
福島県内における仮置場等の箇所数の推移のグラフ

※仮置場の統合等により公表当時の数値とは異なります。

※市町村除染の2018年3月時点以前については、返地前の仮置場等数(「その他の仮置場」は除く)です。


仮置場の安全性と基本構造

仮置場の安全性

仮置場は、放射性物質を遮へいしたり、周囲に放射性物質が飛散・流出しないようにするなどの安全対策を講じて管理します。

遠ざける

居住地域からの距離を十分に確保した上で、柵などを設置し、人が誤って仮置場に近づかないように防止します。

さえぎる

除去土壌等は、フレキシブルコンテナや大型土のうなどに入れて、水を通さない層(遮水シートなどの防水シート)の上に置き、その上部を防水シートなどで覆います。これにより、除去土壌等の飛散・流出を防ぎ、さらに雨水などの流入と地下水などの汚染を防ぎます。

フレキシブルコンテナや大型土のうなどは、汚染されていない山砂などを入れた遮へい土のうで囲むなどの方法で放射線をさえぎり、敷地境界での放射線量を周辺と同程度まで下げます。

管理する

仮置場の設置後は、定期的に敷地境界での空間線量率を測定します。
また、定期的に地下水を採取し、放射性物質の濃度を測定し、安全を確認します。

万一異常が発見された場合は原因を明らかにし、遮へい材の追加、施設の補修などの対策を速やかに行います。

仮置場の基本構造と安全性

除去土壌等は、フレキシブルコンテナや耐候性大型土のう袋などに入れ、水を通さない遮水シートなどの上に置き、上部を遮水シー トなどで覆い、適切に管理します。

基本構造

管理・点検の内容

日常点検 週1回 ・目視点検
・空間線量率の計測
月1回 ・地下水の計測
必要時 ・集水タンク内
 浸出水の計測と処理
・不具合箇所の補修
異常気象・
地震時の緊急点検
・目視点検
・空間線量率の計測

可燃物

取り除いた落ち葉や枝木などは、置いておくとガスが発生し、火災の原因になるおそれがあるので、通気性防水シートなどで覆い、ガス抜き管・温度計を設置し、定期的に保管状態を確認します。

土などの不燃物

取り除いた土などは、フレキシブルコンテナや大型土のうなどに入れ、水を通さない遮水シートなどを下に敷き、上部を遮水シートなどで覆います。

現場保管の基本構造と安全性

除去土壌等を一時的に自宅の庭などに保管する場合があります。この場合、除去土壌等が飛散・流出しないように保管容器に入れ土壌等による遮へいを行うことで、周辺の放射線量が上がらないよう、措置を講じております。

地下保管

<地下保管>
現場保管場所の土などを除去し、防水シートなどを敷き、除去土壌等を入れた土のう袋などを設置します。設置後は土で覆います。

地上保管

<地上保管>
除去土壌等は、土のう袋などに入れ、防水シートなどを下に敷き、上部は防水シートなどで覆うとともに、風により飛ばされないよう防水シートを遮へい土のうなどで留めます。

※覆土による遮へいを行わない場合は、民家等より1m以上離隔距離をとります。

令和元年東日本台風の被害への対応状況

仮置場等の原状回復

仮置場等に保管されている除去土壌等を搬出した後は、原状回復を行います。原状回復は、仮置場の土地を借地した時点の状態に、実現可能で合理的な範囲・方法で復旧することを基本とします。具体的には、仮置場としての利用に伴い生じた形状変更を元に戻すとともに、跡地利用に支障をきたさないように機能回復を図ります。

搬出・原状回復のイメージ

仮置場の原状回復工事の様子(営農再開予定がある水田の復旧の例)

畦畔の復旧

砕土

地力回復材の散布・耕起

整地(均平化)終了時

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