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トップページ > 除染実施区域(市町村除染)の概要・進捗 > 除染措置完了市町村について > 茨城県美浦村のレポート

茨城県美浦村のレポート

平成26年3月26日掲載

茨城県美浦村について

美浦村は、茨城県南部に位置する人口約1万6千人規模の村。日本中央競馬会(JRA)の東日本地区における調教拠点であり、国内最大規模のトレーニング・センターを有する。また、村の北部は、琵琶湖に次いで国内で2番目の面積を誇る湖、霞ヶ浦に面しており、ジェットスキーやウィンドサーフィンなどのレジャースポットとしても人気が高い。また、霞ヶ浦の南岸には、平成10年に国指定史跡となった、日本でも屈指の規模を誇る陸平貝塚がある。貝塚周辺の文化財センターでは、土器や貝塚等の資料が閲覧できる他、縄文土器や土笛づくりなどの体験ができ、毎年村内外から多くの遺跡ファンが訪れる。その他、2つのゴルフ場、野球場・サッカー場を備えた公園等のスポーツ施設も充実しており、豊かな自然の中でスポーツを存分に楽しむことができるのも美浦村の魅力である。
自然や歴史と触れあえ、豊かな観光資源を持つ美浦村に、村が取り組んだ除染の努力を聞いた。

除染実施計画に基づく除染措置完了
平成26年2月

子どもの安心・安全の確保を最優先に除染を実施。
空間線量率の分布図を作成し作業の効率化と除去土壌の発生抑制に努める。

美浦村では、平成23年8月に国が行った航空機モニタリング調査の結果、村の一部のエリアで、毎時0.2〜0.5µSv*であることが報告されたため、汚染状況重点調査地域の指定を受けた。その後、村は、独自に空間線量率を調査し、その結果に基づき、幼稚園、保育所、小中学校、児童館10施設および公園・スポーツ施設7施設の除染を実施した。除染は、子どもの健康維持と安心・安全の確保を最優先に、平成24年3月より、幼稚園、保育所、小中学校、児童館の子どもに関連した施設の除染を開始した。また、平成24年12月には、公園やスポーツ施設の除染を開始し、平成26年2月には全ての対象施設の除染対策が終了した。

除染作業の実施に先立って、施設毎に詳細な空間線量率の分布図を作成し、色によって可視化し識別した。この分布図をもとに施設内で除染の実施エリアを特定、効率的に必要箇所のみ除染作業を実施するとともに、除去土壌の発生抑制にも配慮した。

除染実施後の各施設における平均的な空間線量率は、毎時0.23µSvを下回っているものの、村では、幼稚園、保育所、小中学校、児童館の子どもに関連した施設と村役場において、月1回モニタリングを継続している。その結果は、村のホームページと広報誌で公表し、子どもが安心して生活を送れるよう、積極的な情報公開に努めている。
*μSv…マイクロシーベルト

JAと村が連携し風評被害対策を実施、農産物の安全性をPR。
村の新たな名産品としても期待されるパプリカの栽培がスタート。

美浦村は、JRA美浦トレーニング・センターや米国テキサス州に本社を置く日本テキサス・インスツルメンツ(株)をはじめとする優良な企業を積極的に誘致するとともに、農業を主体とした産業に注力し、これまで堅調に発展を遂げてきた。農業においては、JRAのトレーニング・センターの敷きワラ堆肥を水田に施し化学肥料と農薬を極力減らして栽培されたコシヒカリや、同じく同堆肥を使用したマッシュルーム、化学肥料と農薬を極力減らして栽培されたイチジクなど、村外にもファンの多い特色のある農産物が数多く生産されている。中でもコシヒカリ「美浦そだち」は、「茨城の誇るコシヒカリシリーズ」の8銘柄の1つに選定された味の良いコシヒカリである。しかしながら、震災以降、放射性物質の検査結果が基準値を下回っているにも関わらず、風評被害により、取引価格が下落するなどの影響があった。村はこれを受け、JAと連携し、米や野菜等の市場・直売所に出荷される農産物の安全確認を積極的に行い、その結果を直売所や役場に掲示する等し、消費者がこれまで通り安心して口にできるよう、農産物の安全性について積極的にPRを展開してきた。その努力もあり、取引価格は震災前の価格まで戻ってきている。また、震災後、嬉しいニュースもあった。(株)リッチフィールド美浦が、国内最大規模のパプリカの植物工場を平成24年に建設し、平成25年7月から稼働をスタートさせた。現在、国内に流通するパプリカの大半が輸入品であると言われているが、近い将来、美浦村のパプリカが全国に流通し、村の新たな名産品となることが期待される。

米どころの美浦村では極力農薬や化学肥料を使用せずにコシヒカリを栽培

豊かな自然や歴史的な遺跡を積極的に観光資源として活用。
平成42年の目標人口を20,000人とし新たなまちづくりに取り組む。

美浦村は豊かな自然や歴史的な遺跡等、観光資源にも恵まれた村である。村の北部に位置する霞ヶ浦は、滋賀県の琵琶湖に次いで、国内で2番目に大きい面積を誇る湖であり、サイクリングや釣り、マリンスポーツを楽しめる人気のレジャースポットである。湖畔には、旧海軍の水上機搭乗員養成基地「鹿島海軍航空隊」の跡地があり、現在は滑走路のスロープなどを利用し、ジェットスキーやウィンドサーフィンなどの拠点として、村内外から多くの愛好家が訪れる。

また、恵まれた観光資源を生かし、祭りやイベント等も季節毎に行われている。毎年4月の第2日曜日には、木原城址に整備された城山公園で、「木原城山まつり」が開催される。園内には、5万本のチューリップが咲き誇り、春の風物詩として人気が高い。その他、芸能の催しや特産品の模擬店などが建ち並び、多くの来場客で賑わう。さらに、毎年10月には陸平貝塚公園で「陸平縄文ムラまつり」が開催される。会場では縄文体験ができるほか、陸平縄文太鼓の演奏やコンサート等のイベント、模擬店が連なり、家族連れで賑わう。会場となる陸平貝塚公園は、美浦村の観光名所の1つであり、台地の斜面に大小8つの貝塚群が点在する日本屈指の規模を誇る縄文時代の貝塚を有する。平成10年に国指定史跡となり、公園内に併設された美浦村文化財センターとともに多くの遺跡ファンが足を運ぶ。

除染が終了した美浦村では、これまで注力してきた企業誘致や交流人口の拡大等の施策に加え、平成24年3月に「美浦村都市計画マスタープラン」を策定し、今後20年間のまちづくりについて新たな方針を打ち出した。平成42年の目標人口を20,000人とし、“「人・絆・自然」未来につなぐまちづくり〜美浦〜”のスローガンのもと、様々な施策に取り組んでいる。

城山公園で開催される「木原城山まつり」では色彩豊かなチューリップが楽しめる

多くの家族連れが霞ヶ浦でマリンスポーツを楽しむ

美浦村文化財センターでは
土器や貝塚等の資料を閲覧できる

美浦村 中島 栄村長からのメッセージ

美浦村は、村民の皆さまの不安を払拭するよう、汚染状況重点調査地域の指定を受けて、美浦村除染実施計画を策定し、着実に除染を行ってきました。平成26年2月には、予定されていた全ての除染事業が完了し、生活エリアにおける平均的な空間放射線量率は、ほぼ震災前の状況に戻りました。平成26年4月からは「第六次美浦村総合計画」の実施期間となります。計画の基本理念にあるように、美しい自然や豊かな歴史を守り育てながら、新しい時代の到来を敏感に感じとり「人と自然が輝くまち 美浦」を目指してまいりますので、今後ともご支援・ご協力をお願い致します。

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