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トップページ > 除染実施区域(市町村除染)の概要・進捗 > 除染措置完了市町村について > 茨城県常陸太田市のレポート

茨城県常陸太田市のレポート

平成26年2月10日掲載

茨城県常陸太田市について

常陸太田市は、茨城県北東部にある人口約5万4千人規模の市。南北に長くのびた地形で豊かな自然に恵まれた地域であり、多くの遺跡や古墳群が残る文化にあふれた市である。茨城百景の一つに挙げられる竜神峡や、関東最大級の敷地面積を誇る里美牧場には、市内外から自然を愛する多くの観光客が訪れている。また、山地特有の気温差が大きい気候と傾斜地にある畑の土壌が生んだ良質で香り高い常陸秋そばや、ミネラルを多く含む土壌と清流が育んだ常陸太田市産の米は、全国にもファンが多い特産品である。
水と緑を大切にし、郷土の美しい自然と文化を守る常陸太田市に、市が取り組んだ除染の努力を聞いた。

除染実施計画に基づく除染措置完了
平成25年7月

市民の安心・安全と放射能に対する不安解消を目指し除染に着手。
除染後もモニタリングを継続し積極的に情報を開示。

常陸太田市は、国が行った航空機モニタリング調査の結果、平成23年8月時点での市内の空間線量率が、全域で毎時0.5µSv*以下であった。その後、市が、改めて市内全域の生活圏の放射線量を測定したところ、北部山間地域の一部で平均的な空間線量率が毎時0.23μSv以上である場所を確認したため、汚染状況重点調査地域として指定を受け、除染を実施した。除染対象区域は、住宅や学校等の生活圏ではなかったが、毎年多くの来客でにぎわう宿泊施設プラトーさとみが含まれていた。市は、観光および宿泊客の安心・安全に配慮して震災後施設を閉館、地震で破損した施設の一部の復旧工事と除染に早期に着手し、営業の再開を目指した。

除染は、常陸太田市除染実施計画に則り、平成24年9月に開始された。公園・スポーツ施設等:1施設(プラトーさとみ)、森林(生活圏隣接):22,186m2、道路:2,645mの除染を実施し、平成25年7月下旬には除染等の措置が完了した。上記以外の区域でも、市民の安心・安全のため、市の独自の取組として、子どもの生活圏を中心に、幼稚園:4施設、小学校:12施設、中学校:5施設、保育園:1施設、児童クラブ:3施設、公園:1施設の除染も実施した。

除染を実施した施設や仮置場等においては、定期的に空間線量率の測定や地下水等の水質検査を継続している。さらに、市は、常陸太田市除染実施計画で指定された区域以外の公共施設においても定期的にモニタリング実施しており、その測定結果を市のホームページや市報で随時公表し、市民の安心・安全に努めている。
*μSv…マイクロシーベルト

市長をはじめ市が一丸となり除染に着手。
市民との対話を大切にし積極的にリスクコミュニケーションに取り組む。

常陸太田市で順調に除染が進んだ背景には、市議会や市長をはじめとする市役所内の除染に対する理解が高かったことが要因としてあげられる。市が一丸となり除染や放射線に関するリスクコミュニケーションを進めたことで、予算の承認等組織内での意思決定がスムーズに進み、速やかに除染作業に着手できた。また、平成24年3月末まで、市の緊急雇用職員が市民からの依頼を受け、市内で空間線量率の測定を実施する等、市民の不安解消に努めた。その後は、市で放射線測定器を購入し貸出しを実施している。また、使用方法と測定結果等に関する解説を記載した資料をあわせて配布するなど、市民と積極的にコミュニケーションを重ね、放射線に関する正しい知識の普及にも尽力している。さらに、市民が除染に取り組む場合に必要な、除染マニュアルの配布や、マスクや軍手、土のう袋など除染作業用品の支給も継続して実施している。

復旧工事と除染を終え、プラトーさとみの営業を再開。
2年4ヶ月ぶりの再開は市民や観光客にとって喜ばしいニュースに。

平成25年7月末に復旧工事と除染を終えたプラトーさとみは、震災後2年4ヶ月ぶりに、営業を再開した。宿泊施設であるプラトーさとみを含む里美牧場は、レストランやバーベキューハウスを備え、夏季を中心に家族連れなどでにぎわうレジャー施設である。現在は、震災前の状態を取り戻し、那須連峰の絶景と新鮮な空気、さらに牧場ののどかな雰囲気を楽しむことができる。また、天体観測の名所としても知られており、多くの天体ファンが訪れる。平成26年の夏季までには、大型の天体望遠鏡を備えた天文台「アストロさとみ」も復旧予定となっている。市のランドマークである施設の再開は、市民や観光客にとっても喜ばしいニュースとなった。

復旧工事と除染を終え、平成25年7月に営業を再開したプラトーさとみ

観光名所として知られる竜神峡にかかる竜神大吊橋。
平成26年3月1日には、高さが日本最大約100mの
バンジージャンプがオープン。

平成25年11月9日、10日に開催された常陸秋そば
フェスティバル。大勢の家族連れでにぎわった

常陸太田特有の風土と清流が育む味わい豊かな農産物。
積極的なプロモーションや対策を講じ風評被害の払拭に努める。

また、常陸太田市は、山地特有の気温差の大きい気候と、久慈川を代表とした清流が流れる水が豊富な地域であり、農産物の栽培に適している。特に、良質な「常陸秋そば」の産地として知られており、霧の立ち込める地形が味のよいそばを育てると言われている。その独特の香りや風味は、全国のそば職人から高い評価を得ている。また、清流とミネラルを多く含んだ良質な土壌により、味のよい米が栽培される米の名産地でもある。常陸太田市で収穫されたそばや米からは、放射性物質は検出されていないが、消費者により安心して口にして頂くために、都内のイベントにブースを出展し安全性と味の良さをPR、米については、検査済みの商品に安全性確認の証明書シールを貼る等し、風評被害の払拭に努めている。その他、家庭で栽培された農作物は、市民からの申出に応じ、市で独自に検査を行っている。その結果は、市のホームページや市報を通して、積極的に情報公開を行っている。

さらに、常陸太田市では、観光事業の活性化と交流人口の拡大を目的に、豊かな観光資源を活用した祭りやイベントを数多く開催している。特に、秋に開催される、オリジナリティ豊かなかかしが展示されるかかし祭、奥久慈の美しい紅葉を背景に開催される竜神峡紅葉まつり、常陸太田市の特産品である常陸秋そばの収穫を祝う常陸秋そばフェスティバルは、市内外から多くの来場者が集うイベントであり常陸太田市の秋の風物詩として人気が高い。

除染が終了し営業を再開したプラトーさとみをはじめ、多くの観光資源を持つ常陸太田市は、市の着実な努力と取組により、震災前のにぎわいを取り戻しつつある。

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