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トップページ > 除染実施区域(市町村除染)の概要・進捗 > 除染措置完了市町村について > 茨城県ひたちなか市のレポート

茨城県ひたちなか市のレポート

平成26年2月10日掲載

茨城県ひたちなか市について

ひたちなか市は、茨城県中央部にある人口約16万人規模の市。市内を走る全長14キロメートルのひたちなか海浜鉄道湊線は、勝田駅を始発に、田園風景が広がる中根駅を通り、磯崎駅付近では、日本一の生産量を誇るほしいもの原料になる芋畑を通る。また沿線には、水戸徳川家ゆかりの史跡や景勝地、平磯・阿字ヶ浦海水浴場などがある。終点の阿字ヶ浦駅の先にある国営ひたち海浜公園では、毎年17万人以上が訪れる日本最大の野外ロック・フェスティバル「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル」に代表される各種イベントも開催されている。この他には、江戸時代から続く八朔祭や、那珂湊のおさかな市場などを目的に、同市を訪れる人は多い。
16万人規模の人口を有し、豊かな観光資源を持つひたちなか市に、市として進める除染の努力を聞いた。

除染実施計画に基づく除染措置完了
平成25年3月

市全域としては低い空間線量率だったが、
安心・安全を意識し、子どもの生活空間の除染を進める。

ひたちなか市は、国が行った航空機モニタリング調査の結果、面的に毎時0.23µSv*を上回る地域はなかった。しかし、局所的に線量の高い箇所があり、ひたちなか市は、市民の安心・安全を考え、環境省より汚染状況重点調査地域としての指定を受け、子どもの生活に関連する学校や公園などの施設の除染に着手。平成24年4月に策定した除染実施計画に基づき、平成24年5月に除染を開始。学校・幼稚園等11施設、公園・スポーツ施設等4施設、道路120メートルの除染を実施し、平成25年3月には面的な除染の措置が完了した。
除染を実施した施設等において定期的にモニタリングを継続しているが、平成25年12月時点の調査でも、平均的な空間線量率は毎時0.23µSvを下回っている。ただし、道路に関しては、局所的にまだ毎時0.23µSvを超える場所が数箇所あるため、除染実施計画に基づく除染が完了した後も、市独自の取組として、引き続き樹木剪定など環境整備による除染対策を行っている。
*μSv…マイクロシーベルト

市民が、安心・安全を実感することが重要。
測定器を貸出し、測定結果の意味を正しく伝えた。

当時、市全域としての空間線量率は低かったひたちなか市だが、「私の自宅周辺はどうでしょうか?」など不安の声が一部の市民から挙がっていた。

「市民が自分の目で見て安心できることが重要」と考えた同市は、市として放射線測定器を20台購入し、希望する市民に貸出した。貸出にあたっては、放射線を正しく理解し測定してもらうため、測定器の正しい使い方や、その数値が何を意味するのか、例えば飛行機の移動やX線検診などの日常生活で影響を受ける放射線量との比較を示しながら、放射線や測定結果の解釈について理解を促した。以前と比較して、問い合わせ等は減ったものの、平成25年12月末時点で延べ1,555件もの貸出に対応した。

海水浴・観光客数の回復を!
平磯〜磯崎の海岸に広がる岩場を利用して「磯遊び王国」で認知を図る。

順調に除染を進め、市民の不安にも対応してきた同市だが、震災による交流人口の激減などに課題が残る。
震災前には約40万人であった平磯や阿字ヶ浦の海水浴客が、震災の起こった2011年に約2万7000人まで激減。2013年には約13万人まで回復したが、震災前の半分にも満たない。

ひたちなか市は、海水浴場の空間線量率を測定し、その結果をホームページ上で公開し、安全性をアピールするとともに、カニや小魚、貝などの海の生き物と触れ合って遊べる「磯遊び王国」を3月〜9月を通してPRしている。実際に家族や子どもが海にふれあう機会を積極的に作ることで、海を身近に感じてもらうのが狙いだ。対象となる平磯から磯崎に続く海岸の岩場は、約8,000万年前の中生代白亜紀の地層でもあり、縦巻アンモナイトや鮫の化石が見つかった地域でもある。こういった観光資源を積極的にPRし、家族連れを対象としたレジャーとして推奨することで、観光客を取り戻す努力を続けている。

平磯、磯崎海岸で磯遊びをする子どもや家族連れ

安心して美味しいほしいもを消費者に食べ続けてもらうために。
「茨城ほしいも対策協議会」による積極的かつ継続的な取組。

また、ひたちなか市は、日本一のほしいもの生産地でもある。水はけのよい土地と海風の吹く風土が、ほしいもに適したさつま芋を育て、実に100年以上前から生産され続けている。全国で食されるほしいもの原料となるさつま芋からは、放射性物質は検出されていないが、消費者により安心して口にして頂くために、ひたちなか市も構成メンバーに名を連ねる「茨城ほしいも対策協議会」は、様々な取組を実施。放射性物質の検査結果をWEB上で公開する、検査済みの商品に安全性確認の証明書シールを貼る、国営ひたち海浜公園で開催されるロック・イン・ジャパン・フェスティバルでほしいものブースを出展しPRするなどの活動を通じ、ほしいもの安全性を継続的に訴求している。

震災により被災し、福島第一原発による影響も受けた同市だが、市民の安心・安全を確保するための取組とともに、様々ある豊かな資源を安心して市内外の人に届ける努力を、復興の道程と位置づけて続けている。

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