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トップページ > 除染特別地域 > 除染工程の一連の流れ

除染工程の一連の流れ

コミュニティ全体を除染し、放射線量を減らします

東京電力福島第一原子力発電所の事故により、大気中に放出された放射性物質が、雨などにより地上に降下し、地域の土や草木や建物に付着しています。除染により、それらの放射性物質を取り除きます。 除染を行う際には、建物、道路、農地等を含むコミュニティ全体をまとめて行う必要があります。状況に応じて、役場、道路などの拠点となる場所などから段階的に除染します。

コミュニティ全体の除染の例※

コミュニティ全体の除染の例

放射線量の詳細なモニタリングを行い、測定結果を除染の計画に反映します

除染特別地域の正確な放射線量を把握するために、平成23年11月からラジコンヘリコプターや地上測定車を使って放射線モニタリングを行っています。測定データを分析し、除染の実施計画に活かしていきます。

ラジコンヘリコプターによる放射線モニタリング

除染モデルの実証事業の結果を踏まえ、安全かつ効率的、効果的に除染を行います

除染特別地域の11の市町村において、除染の効率的、効果的な実施のために必要となる技術の実証事業を推進しています。平成23年11月28日からは、大熊町役場及び周辺居住地域を対象に除染を行いました。
その結果、大熊町役場の屋上において、除染方法の違いにより下のような線量変化が見られることがわかりました。こうした除染モデルの実証事業に関する結果を活かして、除染事業を進めていきます。

さまざまな方法を試し、より効果的な除染の方法を検証します。

検証例

除染方法の違いによる役場屋上の放射線量の変化(表面から1cmで放射線量測定)

除染方法の違いによる役場屋上の放射線量の変化

スクリーニングを実施し、地域外への放射性物質汚染の拡大を防ぎます。

スクリーニングとは、除染で使用した機械や車両、衣服などの外部汚染の有無の判定等を表面汚染測定器を用いて検査し、必要であれば除染を行うことです。これにより、放射性物質の地域外への拡大を防止します。

(提供)東京電力

除染を行う際には、皆さまの土地などに立ち入るため、同意を得ながら進めていきます

皆さまの土地などに立ち入って現地調査や除染を行うため、皆さまの同意が必要です。そのために、まず説明会を開き、現地調査に関するご了解をいただきます。その後、必要に応じて皆さまの立ち会いのもと、建物の損壊などの状況の調査を行い、除染方法についてご確認・ご同意いただいた後に除染を行います。

除染工程の一連の流れ

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地図:除染特別地域(国直轄除染) 飯舘村 川俣町 浪江町 南相馬市 葛尾村 田村市 双葉町 大熊町 富岡町 川内村 楢葉町

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