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企画展示 大熊町

 大熊町は、福島県の太平洋沿岸部「浜通り」とよばれる地域のほぼ中央に位置し、東北地方の中でも温暖な気候で冬の積雪は、ほとんどなく夏は、涼しい風が吹き、町の約6割が森林と言う自然豊かなところです。しかし、2011年3月11日東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故により全町(当時の人口:約1万1千人)が避難を余儀なくされました。

 避難から8年が経過した2019年4月には、町の一部が避難指示解除、5月町役場の新庁舎開庁、災害公営住宅の入居開始、いちご栽培施設が稼働し、2020年3月5日に大野駅周辺も解除となり14日には、JR常磐線が全線再開し、復興を実感することが多くなりました。

 今回の企画展示は、大熊町の現状、文化、復興へ向けた取組など、ご覧いただければ幸いです。

【展示期間】 令和2年3月31日(火)~

展示物のご紹介

大熊町のご紹介

こちらのコーナーでは、大熊町の震災前、居住状況、復興計画、除染等についてご紹介しています。また、大熊町の皆さんに向けた「ひまわりメッセージ」も展示しています。

パネルギャラリー

大熊町の現在

こちらのコーナーでは大熊町内の現在、大熊町民の現在などについて「聞き書き」の活動も含めてご紹介しています。
また壁面には、大熊町指定無形民俗文化財の「熊川稚児鹿舞(くまがわちごししまい)」と「長者原(ちょうじゃはら)じゃんがら念仏太鼓踊り」をご紹介しています。


【冊子作成】富岡町立第一中学校・第二中学校三春校

【冊子作成】富岡町立第一中学校・第二中学校三春校

富岡町立富岡第一中学校・第二中学校三春校
総合的な学習の時間でまとめた冊子 展示

富岡町立富岡第一中学校・第二中学校三春校では、総合的な学習の時間において、生徒たちが富岡町での現地調査を行いました。環境省や関係各所に現地調査に伺い、生徒たちがこれまでの学びをそれぞれ、冊子にまとめました。生徒たちの学びをどうぞご覧ください。

(同時開催)「東日本大震災・原子力災害」パネル展

【展示協力】 福島県生涯学習課

「東日本大震災・原子力災害」パネル展

サロンコーナーでは、東日本大震災を乗り越え、今に至るまでの記憶の風化を防止するため、写真展示などをしています。

企画展示アーカイブ