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企画展示 仮置場解消に向けて~仮置場絵画のあゆみを通して~

 仮置場は、地元住民の皆さんのご理解ご協力のもと、福島県内各地で設置されてきました。現在、中間貯蔵事業の進捗とともに、仮置場から中間貯蔵施設への除去土壌の輸送が本格的に進められ、仮置場は徐々に解消されています。そして2021年度までに、県内に仮置きされている除去土壌などを中間貯蔵施設へ概ね搬入を完了することを目指しています。

 また、一部の地域では、仮置場の景観対策として仮置場の仮囲いに絵画なども掲出され、仮置場設置地域において、心を和ませてくれるものでした。そして仮置場の解消と共に、 その絵画は中間貯蔵施設をはじめとする各方面へ寄贈されることとなりました。

 本企画展示では、現在の仮置場設置および解消の進捗状況をお伝えするとともに、これまでの仮置場絵画のあゆみなどをご紹介します。

【展示期間】 平成31年1月31日(木)~令和元年9月30日(月)

展示物のご紹介

仮置場絵画のご紹介

こちらのコーナーでは、仮置場の景観対策として掲出された仮置場絵画や、その後の仮置場の解消と共に中間貯蔵施設をはじめとする各方面への寄贈についてご紹介しています。

保原高校美術部 がれきに花を咲かせようプロジェクト

こちらのコーナーでは、福島県立保原高等学校美術部が震災後から続けている「がれきに花を咲かせましょうプロジェクト」と、その6年間のあゆみを紹介しています。また、1月22日(火)にテレビユー福島「Nスタふくしま」にて放送された特集「先輩の思い受け継ぐ高校生 “仮置場の絵”中間貯蔵施設へ仮置場の壁に絵を飾る活動」を放映しています。


(同時開催)「東日本大震災・原子力災害」パネル展

【展示協力】 福島県生涯学習課

「東日本大震災・原子力災害」パネル展

サロンコーナーでは、東日本大震災を乗り越え、今に至るまでの記憶の風化を防止するため、写真展示などをしています。

(同時開催)「東日本大震災・原子力災害」パネル展

【展示物作成】福島市立森合小学校

福島市立森合小学校 放射線教育
「福島のこれからを生きる」パンフレット 展示

福島市立森合小学校では、平成30年度、福島市の「放射線教育推進校」として、研究実践に取り組んでまいりました。その中で5年生は、総合的な学習の時間に「福島のこれからを生きる」というテーマで学習活動を実践してまいりました。多くの関係機関の方々のご支援とご協力をいただいたおかげで、大変有意義な活動を繰り広げることができました。

その過程で、子どもたちは、放射線を克服しようとしている福島県内の人々の苦心や努力のことを学ぶとともに、根強い風評被害を解決するために自分たちでできることをしようということになりました。その手段としてパンフレットを作成しました。

福島市立森合小学校長

企画展示アーカイブ