ここから本文です
環境再生プラザは、除染や放射線理解のため県民への情報発信拠点として平成24年2月にオープンしました。活動の中、「違う。国側の説明より前にまず地元の声をきくべき。そもそも地元のことを知ってるのか」という声がありました。平成26年以降、飯舘村、富岡町、浜通り地域、浪江町などの地元の歴史、避難者の仮設等での工芸品作りや伝統芸能練習の活動などを取材した地域理解交流等企画展示をはじめました。
今回は除染に携わる福島環境再生事務所をとりあげます。平成24年1月に40名で(その前の福島除染推進チームは平成23年8月に)設置され、現在の定員は約560名、事務補佐員や関係施設のスタッフを加えれば700名近くのスタッフが県内各地で働いています。定員の3分の1は国各機関から3分の2は全国からの公募、公募職員の半数は福島出身、その一部は避難指示区域の出身です。職員の中には休日等を利用して趣味に取り組む者もあります。
人前にだすものではない、まだ県民に向けてそのような公表をするときではないという逡巡もある中、このたび一部作品の展示を行いました。ご覧になりお気づきのことなどをお寄せいただけましたらありがたく存じます。
平成29年2月 環境再生プラザ館長 小沢晴司
◆概要(出品者:25名)
【絵画(水彩画、油絵、パステル画、等)】19点 【写真】15点 【版画】16点
【工芸(革細工、竹細工、染物、アクセサリー、折り紙、等)】35点【陶磁器】6点
【書】3点 【短歌】1点 【エッセイ】1点
合計96点
【展示期間】 平成29年2月7日(火)~
【展示協力】 福島県生涯学習課
2020年3月31日(火)~2022年3月18(金) 大熊町
2019年10月1日(火)~2020年3月30日(月) 双葉町のいまとこれから
2019年1月31日(木)~2019年9月30日(月) 仮置場解消に向けて~仮置場絵画のあゆみを通して~
2018年9月4日(火)~2019年1月30日(水) リプルンふくしまのご紹介 ~ふくしまの環境再生に向けて~
2018年3月27日(火)~2018年9月2日(日) ふくしま“みち”さがし
2017年12月12日(火)~2018年3月25日(日) 木戸川流域の環境回復
2017年7月18日(火)~2017年12月10日(日) 除染と地域交流
2017年2月8日(水)~2017年7月13日(木) 環境再生プラザ企画展示「作品展」
2016年11月2日(水)~2017年2月5日(日) 浪江町
2016年2月27日(土)~2016年10月10日(月) 教育現場における除染や放射線の普及啓発
2015年11月3日(火)~2016年2月26日(金) 除染後の地域のいま楢葉町、福島再生。応援メッセージ展
2015年8月4日(火)~2015年11月1日(日) 浜通り伝統芸能文化展「双葉町のじゃんがら念仏踊りと大熊町の熊川稚児鹿舞」
2015年5月12日(火)~2015年8月2日(日) 浜通り伝統芸能文化紹介「鹿舞・獅子舞と野馬追」
2015年3月3日(火)~2015年5月10日(日) 浜通り伝統芸能文化紹介「じゃんがら念仏踊り」
2015年2月3日(火)~2015年3月1日(日)「東日本大震災・原子力災害」パネル展
(連携機関等:福島県生涯学習課)
2014年11月11日(火)~2015年3月1日(日) 除染から復興へ~様々な取組み~
(連携機関等:生活協同組合コープふくしま
福島大学 うつくしまふくしま未来支援センター
NPO法人環境ワーキンググループ伊達
NPO法人コースター
ふくしま子ども支援センター NPO法人ビーンズふくしま)
2014年11月11日(火)~2015年2月1日(日) 富岡町
(連携機関等:おだがいさまセンター)
2014年8月25日(月)~2014年11月3日(月) 飯舘村
(連携機関等:やまゆりの会)