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パート1 第9回 『放射線とつきあっていくために』

第9回

「放射線とつきあっていくために」について なすびの解説

今の福島で暮らして行く中では、放射線との付き合い方、向き合い方に対する知識は、必要かつ重要だと思います。
まだ除染が始まっていない地域もありますし、除染が必ずしも順調に進んでいない地域もあります。でも除染が実施されるまでに、地域の放射線量の実情に応じて暮らし方を少し変えたり、工夫を加えたり、何かしらの対策を講じることもできると分かりました。
とは言え、普通なら、いざ実践するにも何をどうすることが効果的なのかを考えることの難しさも同時に感じたので、相談できる場所や人がいることが大切と思いました。

基本的には、線量が高い場所には、なるべく近付かない。どうしても近付かなければならない場合には、そこに留まる時間を短くする。
この2点に注意を払うことと合わせて、ホットスポットも存在している場合があるので、場所を把握し、線量の管理を心掛けることだと思います。なるべくならば、地域全体で対策を講じられたら、より効果的に把握と管理が出来ると思います。

実際、私の福島市内の実家にも、庭から取り除いた表土が、庭の物置の脇に積まれています。
今回学んだことも踏まえて、家族と話し合い、線量が高い場所があるならば、なるべく避けたりするなど、対応や対策に活かすことが出来そうです。

ふくしまへの想い出演者紹介

  • 長崎大学大学院
    看護師・保険師
    折田真紀子さん

    折田真紀子さんの写真

    川内村で放射線の健康相談を担当。
    放射線に関する数値や結果をていねいに説明。

「ふくしまへの想い」を見る

除染情報プラザ(現 環境再生プラザ)から
今回の放送内容についての補足情報

各地の除染作業は、各市町村がそれぞれが定めた除染計画に基づき実施をしています。子どもと関連する施設、公共施設、比較的線量が高い地域など優先度を付けて実施をしていますので、場所によってはまだ除染が開始されない地域があります。

今回番組に登場した用語解説

放射線量
自然界にもともとある放射線や、福島第一原子力発電所事故により放出された放射性物質による放射線を合計した量の意味となる。
空間線量
空間線量とは、空間における放射線の量(強さ)で、一般に大気、大地からのガンマ線、宇宙線等が含まれる。単位時間当りの線量を線量率という。
放射性物質
「放射線を出す性質」をもつ物質。2011年3月の福島第一原発事故では、主に放射性ヨウ素と放射性セシウムが原子炉から放出され、そのうち長く残存する放射性セシウムの影響が、問題となっている。温泉に含まれているラドンやラジウム、動植物に含まれているカリウムなども放射性物質であり、もともと自然界に存在している。カリウムを多く含まれる食品を食べることにより体内にも取り込まれている。
福島第一原子力発電所事故により放出された放射性物質の状況等についてはこちらをご覧ください。

第9回収録を終えてなすびの「さらなるギモン」とその回答

ギモン

「放射線量の高いところに近づかない」、「滞在時間を短くする」などの対策を講じることは出来るとしても、その根本にもなる除染自体の進捗状況が気になります。
遅れが生じているというニュースも耳にしました、その進み具合はどうなっているのか?
気になります。

除染情報プラザ(現 環境再生プラザ) アドバイザー青木さん

除染が本格的に開始されたのは、事故後1年以上を経過した2012年の初夏でした。それまでの期間は、除染のための法制度の整備、組織体制の構築、試験研究による除染技術の確立とその普及などの準備作業に費やされました。

除染が本格的に開始されて以降は、仮置場の確保に時間を要したことや冬の積雪や凍結などによる遅れもありましたが、徐々にその遅れを取り戻しつつあるものと考えています。今後も課題を克服しながら、円滑な除染の実施に取り組んでいきますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

よくわかりました。青木さんありがとうございました!

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