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パート8 第4回 「除去土壌の再生利用ってどんなことをしているの?③

第4回

除去土壌の再生利用ってどんなことをしているの?③」について
なすびの解説

帰還困難区域に指定されている飯舘村の長泥地区は、未だに住民の帰還は出来ない状況ですが、現在、地域の環境再生に向け、放射性濃度の低い村内の土を農地に戻して、そこで農産物を作る実証事業が行われていて、地元の住民の皆さんが参加して実施されています。

前回は、環境省の担当者の方に話をお聞きしましたが、今回は、農地再生の実証事業に実際に取り組んでいる長泥地区の住民の皆さんにお集まり頂き、どんな思いで取り組んでおられるのか詳しくお話を伺う事が出来ました。

住民の方からは、「何かの形で再生を進めて欲しいという思いで引き受けた」という御意見や、「世界で初めての事業という事で心配だったが、長泥地区の復興が一歩でも前進するには受け入れるしかなかった」というような苦渋の選択だった事も窺われました。

他にも「子供や孫たちが、自分たちのふるさとの長泥地区に行ってみたいと思ってもらえるようになるためには、ちゃんと再生している姿を示さないといけない」という切実な思いや、参加している栽培実験を通して、「住民の皆さんと一緒にやるから楽しいし、自分たちが一生懸命にやった事の、良い結果が出る事が楽しみ」といった感想や「土で覆った所と、覆わない所の差を見て分かるので安心感がある」と自分の目で確かめられる事に手応えを感じておられる様子でした。

復興が進んでいる実感を得られているか、お聞きしたところ、「除染もされ、壊すものは壊されていく事もあって、復興がどんどん進んでいると感じる」との事でしたし、避難指示が解除されたら帰還したいかどうかについては、「新しく人を呼び込む事も考えつつ、もし花の栽培をする人がいればアドバイスをしたりもしながら、自分たちのふるさとの長泥地区をなくしたくない、大事に守り続けたい」という、ふるさとへの募る思いを語って下さいました。

飯舘村の長泥地区で行われている農地の再生利用実証事業は、地元住民の皆さんが、ふるさとに対する強い思いを持って積極的に関わっている事が分かりました。

農地の再生を足掛かりに、花や野菜作りを通した地域の復興が、長泥地区の未来の希望となるように私も応援していきたいと思っています。

第4回収録を終えてなすびの「さらなるギモン」

ギモン

今回の実証事業で安全性が確認された場合、長泥地区での農地の再生利用は、今後、どの位の範囲で広げられていく事が想定されているのか?知りたいと思いました。

環境省

飯舘村長泥地区の環境再生事業の候補地の面積は、今後変更となる場合がありますが、34haです。なお、現在工事発注している盛土造成面積については16haです。

よくわかりました。「環境省」さんありがとうございました!

第4回撮影時の様子写真ギャラリー

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