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パート8 第2回 「除去土壌の再生利用ってどんなことをしているの?

第2回

除去土壌の再生利用ってどんなことをしているの?」について
なすびの解説

除去土壌の再生利用という言葉を耳にする機会が増えてきましたが、除去土壌の再生利用というのは、どういう事をしているのか、環境省の担当者の方にお聞きしました。

今回は、実際に除去土壌の再生利用に取り組んでいる飯舘村の長泥地区に足を運んできました。

飯舘村長泥地区で行われている再生利用の実証事業は、除染で出た5000bq/kg以下の農地の土を再生資材としてよみがえらせて、その土でかさ上げをして農地を造成し、さらにその上に汚染されていない土を50cm覆い、野菜や花を育てるというものでした。

やはりそこで気になるのは、その土の上で育った野菜や花への放射性物質の影響ですが、昨年栽培したジャイアントミスカンサスという植物は、地中に50cm以上の根を張るそうですが、検査の結果は、基準値を大きく下回ったとの事でした。

そうした昨年の結果を踏まえつつ、今年は野菜の栽培にも取り組んでいるとの事で、栽培した野菜については、今後、しっかりと科学的な安全性を検証していくとの事でしたが、今年栽培されていた、ミニトマト、カブ、キュウリ、トウモロコシの測定値は、どれも基準値を大きく下回る結果が出ていました。

また、この実証事業を始めるにあたって飯舘村役場と長泥地区の住民のみなさんで何度も話し合いが行われたそうです。

その話し合いの中で長泥地区を再生させるためにと除去土壌の再生利用事業が取り入れられ、環境省も含めて一緒に取り組みを進めているとの事でした。

私も少し野菜の収穫のお手伝いをしましたが、実証事業に参加されている長泥地区住民の方にとって、この場所で再び農作業ができるようになった事が楽しみになっていて、長泥地区の復興が着々と進み始めたと感じておられる様子でしたし、参加されている方の笑顔を垣間見る事もできました。

将来的には、愛着のある長泥地区に子供たちや孫たちが来られるようになり、とれた野菜を安心して食べられるように早くなってほしいと仰っておられました。

飯舘村長泥地区で行われている農地の再生事業ですが、地元のみなさんが笑顔で取り組んでおられるのを見て、私も笑顔になりましたし、この農地の再生事業がキッカケになって長泥地区に笑顔が増えていって欲しいと思いました。

第2回収録を終えてなすびの「さらなるギモン」

ギモン

飯舘村長泥地区で行われている除去土壌の再生利用の実証事業ですが、科学的な安全性を検証していきながら、いつ頃まで続けられる事業なのか、予定期間を知りたいと思いました。

環境省

現在行われている再生資材の盛土等の工事につきましては、令和5年度までの予定となっております。

今後も飯舘村長泥地区の農の再生に向けてより一層努力して参ります。

よくわかりました。「環境省」さんありがとうございました!

第2回撮影時の様子写真ギャラリー

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