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パート5 第4回 「除染後の富岡町の暮らし」

第4回

「除染後の富岡町の暮らし」について なすびの解説

今回は、今年4月1日の避難指示解除後、富岡町に帰還なさった、富岡中央病院の院長、井坂先生にお話を伺いました。

井坂先生は、震災後、富岡町民のみなさんと一緒に川内村、郡山市、大玉村と避難なさっておられ、避難先では、医療福祉が欠かせないと、ボランティア医療班を立ち上げ活動をしていたので、そのつながりもあって、診療所を再開なさったとの事でした。
一次医療を担わなければいけないという使命感で戻った中、現在のところ、ハチ刺されやケガ人などに対応する事が多く、診療所が地元の役に立てていると感じておられるそうです。

富岡町の放射線量については、帰還困難区域を除いては大丈夫だと判断されています。

医療現場を担う立場として、これからの富岡町に必要なものとしては、とにかく人材不足なので、医療と福祉をまとめた総合ケアセンターが必要で、医師、看護士、薬剤師、検査技師などが一つの複合施設にいれば、それぞれの立場で協力しあえるので、そういった環境作りが理想だとの事でした。

富岡町の復興を考えると、一つ一つの歯車がうまくかみ合うように、がんばって解決する努力をするべきで、これからが町の復興の正念場になると、真剣な眼差しでおっしゃっていました。
撮影の合間に、通院している患者さんから少しお話を聞く事が出来たんですが、井坂先生をとても信頼されていて、井坂先生に診てもらいたいからと、町外から通っているとの事で、先生のお人柄が、富岡町民の方々に慕われていてる事がうかがわれました。

井坂先生は、医師としてだけではなく、一富岡町民としても、現状の様々な課題を案じておられ、富岡町の復興には欠かせない存在だと強く感じましたし、そういった課題について、富岡町だけの課題として捉えるのではなく、福島県全体、ひいては日本全体でも、解決の糸口を見出だせるように、日本社会全体で考えて欲しいとも思えました。

今回番組に登場した用語解説

除染や放射線に関する専門用語をわかりやすく解説しています。

用語集はこちら

第4回収録を終えてなすびの「さらなるギモン」とその回答

ギモン

富岡町では、避難指示解除後、新たにどんな取り組みがなされているのか知りたいと思いました。

除染情報プラザ(現 環境再生プラザ) アドバイザー青木さん

避難指示解除後の今春には、7年ぶりに富岡町の春の風物詩「桜まつり」が復活したり、複合商業施設さくらモールとみおかがグランドオープンしたりと徐々に富岡町の復興が進んでいます。

また、今月末の9月30日(土)には、「ふたばワールド2017 in とみおか」が富岡第一小学校・第一中学校の校庭で開催されます。
歌やトークが繰り広げられる「メインステージ」、双葉地方の飲食・物販などのお店が集合する「ふたば地方復興商店街」、世界最新の測定機器を用いる「スポーツ能力測定会」など、盛りだくさんの内容となっております。

みなさん、ぜひ富岡町まで足を運んでみてください。

よくわかりました。青木さんありがとうございました!

第4回撮影時の様子写真ギャラリー

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