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パート5 第2回 「除染後の浪江町の暮らし」

第2回

「除染後の浪江町の暮らし」について なすびの解説

今回は、浪江町で居酒屋と民宿を始めた新妻さんにお話を伺いました。
元々、浪江町で居酒屋と民宿を営んでおられた新妻さんは、息子さんと一緒に再開なさいました。

再開するのに、やはり多少の心配はあったそうですが、新妻さん御自身、何より魚を扱う、この仕事が好きだからという思いが強かった事もあり、さらには新妻さんが避難されていた時に、浪江町民の方から「いふでみんなで集まってお酒が飲みたい。」とのお声があったそうで、それも励みとなり、ただ考えているよりはとにかくトライしてみようと、一念発起されたとの事でした。

現在、浪江町で夜に営業していて、お酒が飲めるお店は、こちらのいふさんだけなので、いふに来ると浪江町民に会えるから嬉しいと、遠方から来られる方も多く、そういった町民の方々のお声も、新妻さんにとっては、お店を再開して良かったと実感出来る点だと言います。

私が伺った時も、浪江町民の方々を中心に、たくさんのお客さんで賑わっていました。
お客さんからは、「まさか浪江でまた、お酒が飲めるようになるとは思わなかった。」、「また、浪江でお酒が飲めるようになって本当に嬉しい。」というような感想を聞く事ができました。

また、現在、お店をお手伝いなさっている息子さんは、板前見習い中。東京で暮らしていたそうですが、お父さんに一緒にやらないかと誘われて、子供の頃に遊びに来ていた思い出もたくさんある浪江町で、少しでもお父さんの力になりたいと、お父さんを手伝って浪江町で頑張っていく事を決めたそうです。ここでお酒が飲める事が嬉しいというお客さんの声が聞く事ができて、そこにやりがいを感じているとおっしゃっていました。

いふさんでは、震災前は近くの請戸漁港からおいしい魚がたくさん入っていたそうです。
試験操業は始まったものの、今はまだ請戸漁港からの魚の仕入れはなく、風評被害に負けずに、請戸漁港からの水揚げが再開されて、地元の魚を昔みたいに使えるようになる日を、心待ちにしているとも話して下さいました。

いふさんでは、番組でも紹介していますが、お店にいらしたお客さんの写真を撮り溜めて、アルバムを作られておられます。私も目を通させて頂きましたが、本当に素敵な笑顔が溢れている写真ばかりで、今の、そしてこれからの浪江町に、いふさんは欠かせない存在なんだと強く感じました。
因みに、私も写真に収めて頂いたので、私の笑顔もアルバムの一枚に仲間入りできるのが、とても楽しみです。

今回番組に登場した用語解説

除染や放射線に関する専門用語をわかりやすく解説しています。

用語集はこちら

第2回収録を終えてなすびの「さらなるギモン」とその回答

ギモン

浪江町では、避難指示解除後、新たにどんな取り組みがなされているのか知りたいと思いました。
また、浪江町はまだ一部地域が避難区域に指定されいるので、避難指示解除に向けた取り組みについても知りたいと思いました。

浪江町 産業振興課

浪江町では、帰還を考えている町民の方々の生活利便性向上と地域コミュニティ維持のため、浪江町役場本庁舎敷地内に仮設商業共同店舗施設『まち・なみ・まるしぇ』を平成28年10月にオープンさせました。

復興に向けたシンボルとして、町のにぎわいを取り戻していけるよう、元気に営業していますのでみなさん是非お立ち寄りください。

また、避難指示が解除されていない区域に関しては、全体ではなくまずは拠点を設定し、その場所について、除染や復旧をして地域の方々が集える場所を作ることとしております。
将来的にはそれら拠点を広げていき、町全体において避難指示の解除ができるよう進めていくことを計画しております。
現在は、地域の方々とそれら拠点の個所や内容について打合せをさせていただいております。

よくわかりました。「浪江町 産業振興課」さんありがとうございました!

第2回撮影時の様子写真ギャラリー

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