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パート4 第6回 『除染後の暮らしを支える取組はどうなっているの?~葛尾村編~』

第6回

「除染後の暮らしを支える取組はどうなっているの?~葛尾村編~」について なすびの解説

今回は、今年の6月に避難指示が解除された葛尾村に伺い、葛尾村社会福祉協議会の紺野さんに話をお聞きしてきました。

葛尾村では、葛尾村で馴染みの深い凍み餅をモチーフにした、しみちゃんというイメージキャラクターが誕生しいて、村の活性化の新しい一歩が踏み出された期待感を持ちました。
そして現在、葛尾村では、社会福祉協議会が中心となって、村内の住宅を一軒一軒、生活支援相談員と復興支援員が訪問を続けていて、これは仮設住宅でも続けていた事だそうですが、高齢者や一人暮らしの方も多く、定期的な声掛けを続けているとの事でした。

職員の方が訪問する際、実は訪問する職員の方も、元々は村民でない方も少なくないとの事で、突然訪問しても、会話が中々続かなかったりした経験もあり、訪問先の方を覚えるという意味合いも兼ねて、笑顔の写真を撮る取り組みを思い付いたそうです。

ただ写真を撮るだけでなく、笑顔の写真を撮る事で、コミュニケーションがとれるきっかけにもなり、仮設住宅で声掛けをした時とは全く違った表情で、素敵な笑顔の写真が撮れているとの事でした。また、ご夫婦での写真を撮る時には、二人で撮られる事に、最初は恥ずかしさからか遠慮されてはいるそうですが、実際に写っている写真を見ると、本当にいい笑顔が写真におさめられていました。

笑顔の写真を通して、葛尾村に戻った方が元気でいる事を発信しつつ、戻れない方やこれから戻ろうとしている方々も含めて、みんな同じ葛尾村の村民だという意識を持ちながら、広がりやつながりを持ち続けていきたいと、お話をして下さった紺野さん。
話の最後には、少し目を潤ませてお話をしておられて、葛尾村で生まれ育った紺野さんの村への強い想いに胸を打たれました。

葛尾村の避難指示が解除されて約四ヶ月。
まだまだ村に戻る方は少ないとの事ですが、社会福祉協議会の職員の方々が一軒一軒お宅を訪問し、直接ふれあう事で葛尾村に笑顔が増えてきているとの事で、その笑顔の輪が、これからもっともっと広がっていって欲しいと、心から願いつつ、私自身も笑顔の大切さや大事さを、改めて噛み締める事も出来ました。

今回番組に登場した用語解説

除染や放射線に関する専門用語をわかりやすく解説しています。

用語集はこちら

第6回収録を終えてなすびの「さらなるギモン」とその回答

ギモン

今回は、避難指示解除後の葛尾村の取り組みについてお話をお聞きしてきましたが、笑顔の写真を撮る取り組みをされている中、拝見させて頂いた写真が、本当に素敵な笑顔が写真ばかりでした。
今後、そちらの笑顔の写真を何か活用したりする事を具体的に考えておられるのか、知りたいと思いました。

葛尾村社会福祉協議会

撮影させていただいた笑顔の写真は、いろいろな活用を検討しているところです。

まだアイデアの段階ですが、例えば、モザイクアートと言われる大きな壁画。これは、遠くから見ると、葛尾村の自然豊かな風景画なのですが、近寄って見てみると実は皆さんの1人1人の笑顔の写真が集まって出来ていることが分かる、といったものだったり、その他にも、葛尾村社会福祉協議会のエントランスロビーでの笑顔の写真展示だったり、除染情報プラザ(現 環境再生プラザ)のような他の施設での展示など、まだまだアイデア段階ではありますが、葛尾村の笑顔をたくさんの人に見てもらえるように検討しています。

よくわかりました。「葛尾村社会福祉協議会」さんありがとうございました!

第6回撮影時の様子写真ギャラリー

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