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パート2 第6回 『個人線量計って何?』

第6回

「個人線量計って何?」について なすびの解説

前回、個人線量計を一定期間身に付けて、個人線量を把握して生活することが不安の低減に繋がることが理解できました。
今回は、その個人線量を測る個人線量計について調べました。

個人線量計には、バッジ式と電子式の2種類があります。
バッジ式の特徴は、放射線を受けた一定期間の合計値が分かるということです。電気を必要とせず、通常は三ヶ月程度身に付けて、その期間の個人線量の積算値が分かります。

また、電子式の特徴は、デジタル表示され、その場・その時に受けている放射線量を数値が分かります。特に最近のものは、1時間単位や1分単位で受けた放射線量が分かり、行動記録とともに振り返ることで、「どこで・どれだけの放射線を受けたのか」をより細かく数値で確認できます。

バッジ式、電子式の特徴を踏まえた上で、電子式の個人線量計を使うことで、各個人の日常生活や行動に応じた放射線量をより細かく調べることができ、空間線量が高かった場所や時間帯を把握することで、その場所は避け、滞在時間を短くするなどの工夫も考えられるということが分かりました。

今回番組に登場した用語解説

空間線量率
空間線量とは、空間における放射線の量(強さ)で、一般に大気、大地からのガンマ線、宇宙線等が含まれる。単位時間当りの線量を線量率という。
空間線量率についての補足はこちらをご覧ください。
個人線量
個人線量計を使って測定した個人の被ばく線量のこと。
放射線量
自然界にもともとある放射線や、福島第一原子力発電所事故により放出された放射性物質による放射線を合計した量の意味となる。
個人線量計
装着している期間に受けた外部からの被ばく量(積算線量)を測る測定器。測定器の中にあるガラスが受けた放射線の量を測るバッジ式個人積算線量計や、1分単位や1日単位で放射線の量を測ることができる電子式個人積算線量計などがある。
ガラスバッジ(バッジ式個人積算線量計)
個人線量計の一種。装着している期間に受けた外部からの被ばく量(積算線量)を測る測定器。測定器の中にあるガラスが受けた放射線の量を測る。

第6回収録を終えてなすびの「さらなるギモン」とその回答

ギモン

個人線量計の種類やその違いを踏まえた上で、個人線量計の具体的な活用方法やその測定された数値からどういった事が分かってくるのかを更に詳しく知りたくなりました。

除染情報プラザ(現 環境再生プラザ) アドバイザー青木さん

例えば1時間毎の積算線量を記録できる線量計を使うと、1日分全体の積算線量だけではなく、時間帯毎の内訳が分かるようになります。1日分の線量のうち在宅時間帯や通勤・通学先での時間帯分はほぼ決まっていますが、その他外出先時間帯などでの分が他の場所と比較して大きいことが分かれば、そこでの滞在時間を短縮したり、外出先を変更することで、個人線量を減らすことが可能になります。

また、1分毎の積算線量を記録できる線量計を使えば、より短時間の滞在場所での個人積算線量も分かりますから、1日の行動内容をさらに細かく再点検して、より効果的に積算線量を減らすことも可能になります。例えば、普段の散歩コースのある数分間分での線量が高いことが分かったら、散歩コースをその部分だけ変更することで、個人線量を減らすことができるのではないでしょうか。

よくわかりました。青木さんありがとうございました!

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