ページの先頭です

ページ内を移動するためのリンク
本文(c)へ
グローバルナビゲーション(g)へ
ローカルナビ(l)へ
サイトのご利用案内(i)へ

ここからグローバルナビです。

グローバルメニューここまでです。

ここから本文です。

動画を見る

パート4 第1回 『仮置場の放射線量は大丈夫?』

第1回

「仮置場の放射線量は大丈夫?」について なすびの解説

除染で出た土等が大量に集められる仮置場。
今回は、そうして除染で出た土等が集められる事によって仮置場の放射線が高くなる事はあるのか?という事を調べてきました。

結論としては、大量に持ち込まれても、その分放射線量が高くなる事はないという事でした。
大型の土のうの中に除染で出た土が入っていて、仮置場ではそれが並べられ、さらに積み上げられています。
仮置場の遮蔽のしくみとしては、例えば、真ん中にある土のうから出る放射線は、そのすぐ外側の土のうによりさえぎられ、その隣の土のうはさらにその外側の土のうによりさえぎられと、順番にさえぎられていて、最終的に直接私たちに影響する可能性があるのは、一番外側の土のうから出る放射線という事になります。
一番外側の土のうから出る放射線を遮へいするために、さらにその外側に汚染されていない土を入れた土のうを並べていて、ほぼ100%遮へいされているので、強い放射線が私たちに直接影響をおよぼす事はないとの事でした。

実際に一番外側の土のうの表面の放射線量を測った時と、5m離れて測った放射線量は、ほぼ変わらず低い値でしたし、仮置場を作る前に仮置場自体も除染をしているとの事で、仮置場の放射線量が高くはなっていませんでした。また、定期点検で、仮置場の空間線量率を測定し、可燃物の仮置場では温度を測定したり、地下水の水質検査もしているとの事でした。

仮置場に、除染で出た土等がたくさん持ち込まれて量が多くなっても、その分、放射線が足し算で放射線量が高くなる事はなく、一番外側を汚染されていない土で遮へいしているので、放射線が低くなっている事が分かりましたし、定期的な点検を通して、しっかりと管理されているという事も理解出来ました。

今回番組に登場した用語解説

放射線量
自然界にもともとある放射線や、福島第一原子力発電所事故により放出された放射性物質による放射線を合計した量の意味となる。
仮置場
除染作業で集めた土や草などの除去物を袋に入れて、一時的に保管する場所のこと。
空間線量率
空間線量とは、空間における放射線の量(強さ)で、一般に大気、大地からのガンマ線、宇宙線等が含まれる。単位時間当りの線量を線量率という。
空間線量率についての補足はこちらをご覧ください。

第1回収録を終えてなすびの「さらなるギモン」とその回答

ギモン

仮置場に持ち込まれる除染で出た土等の量が多くなっても、対策が講じられているので、仮置場自体の放射線量は低くなっている事は確認できましたが、これからも安全に仮置場自体を管理したり、監視する体制を継続させていく上で、仮置場の近隣の方から、その安全面を懸念する声が聞かれたりすると思います。 その理解を深めるために、どういった取り組みがなされているのかを知りたいと思いました。

環境省

仮置場を管理していく上で、住民の皆様の安全・安心のため、自治体との連絡を密に取っております。定期点検や大雨や地震発生後の点検において、異状が見つかりましたら、速やかに自治体に報告し、対策を施します。また住民の皆様や自治体より連絡がございましたら、必要に応じて現地確認を行うなど、安全管理を徹底しております。
加えて仮置場には入り口付近に週一度測定した放射線量を掲示しておりますので、仮置場付近の実際の線量を確認することができます。
住民の皆様にご理解頂けるよう、徹底した監視体制を継続していきます。

よくわかりました。「環境省」さんありがとうございました!

第1回撮影時の様子写真ギャラリー

ページトップへ戻る

福島地方環境事務所
除染情報サイト
中間貯蔵施設情報サイト
環境再生プラザサイト
除染アーカイブサイト

ローカルナビここまでです。

ここからサイトのご利用案内です。

サイトのご利用案内ここまでです。