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パート7 第3回 「中間貯蔵施設は 今 どうなっているの?①」
第3回
「中間貯蔵施設は 今 どうなっているの?①」について
なすびの解説
今回は、中間貯蔵施設の運用状況がどうなっているのか、環境省の担当者の方に、お話を伺いました。
先ず、県内の除染で出た除去土壌等の中間貯蔵施設への輸送状況について伺いました。
仮置場から中間貯蔵施設への輸送対象となっている約1400万m3を運び込む事を計画していて、2020年1月末時点で、全体の41.4%の約580万m3の輸送を終えているとの事でした。
また、帰還困難区域を除いて、2022年3月までに、中間貯蔵施設への搬入をおおむね完了させる事を目標にしている事もお聞きできました。
私自身も県内を移動していると、緑のゼッケンをつけた輸送トラックを見かける事は多いので、その安全対策についても確認しました。
現在、輸送車両数は、のべ2900台ほどで、規制速度を守り、充分な車間距離を確保するといった安全運転を徹底して、確実な輸送はもちろん、安全第一で輸送を進めている事も確認できました。
県内の除染で出た約1400万m3の除去土壌等は、2022年3月までに中間貯蔵施設に運び込む事を目標にして、これまでにおよそ4割ほどの約580万万m3の搬入を終えていて、一日に2900台を越えるトラックが輸送を担っている中、交通ルールを守り、安全第一で中間貯蔵施設への輸送に取り組んでいる事が分かりました。
そして環境省の方から、福島県の復興に対する真摯な気持ちをお聞きする事もできましたし、仮置場からの搬出が始まったばかりの頃は、中間貯蔵施設への搬入完了予定の確定的な時期を聞く事はできませんでしたが、今回はその目標が2022年3月までにと、具体的な計画を聞く事もできたので、計画通りに輸送が順調に進む事を見守っていきたいと思いました。
今回のテーマがより分かる
参考資料・動画集
第3回収録を終えてなすびの「さらなるギモン」
安全第一で輸送に取り組んでいる事は理解できましたが、万が一、輸送中に事故が起きてしまった場合の対策と、そのリスクマネジメントについて、最新の情報を詳しく知りたいと思いました。
輸送車両に係る万が一の事故に備え、警察、消防、道路管理者等の関係機関と連携し、緊急連絡体制や指揮系統を整え、訓練を行っています。また、事故発生時に輸送物及び輸送車両の回収作業を行う体制や、迂回を含めた緊急時の対応も整備しています。
第3回撮影時の様子写真ギャラリー
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環境省福島地方環境事務所の
三田 裕信さんとなすび -
なすびの結論の撮影