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パート4 第8回 「除染土壌の輸送時の管理はどうやってるの?」

第8回

「除染土壌の輸送時の管理はどうやってるの?」について なすびの解説

除染土壌の輸送時の管理をどうやっているのか、昨年のパート3の時にも伺いました、いわき市の輸送統括管理センターで、改めてお話をお聞きしてきました。

昨年から除染土壌の仮置場からの輸送が始まった訳ですが、仮置場から保管場に搬入するまでの全ての輸送車両の状況を、リアルタイムで一元的に輸送統括管理センターで管理している中で、輸送手段の安全対策の効果や効率性を確認するための試験輸送が行われ、延べ7380台が安全に輸送を出来たそうです。

輸送統括管理センターは、仮置場からの搬出、輸送、搬入の情報を集約していて、除染土壌を積んだトラックと積載物全ての運行管理を担い、走行時はGPSシステムを活用して、管理センターの職員の方が輸送車両の位置や状況を常に確認していて、万一の事故発生時には、警察、消防、道路管理者に事故の状況や積載物の情報を共有する仕組みも導入し、さらには定期的な訓練も行うことで、より迅速な事故対応が出来るように努めているとの事でした。

また、実際に輸送を担っているトラックの運転手の方たちの安全意識を高めるために、全ての運転手と輸送管理者に対して事前に講習を実施していて、輸送業務に従事する前に研修を行うことで、輸送業務の重要性や除染土壌を扱うための意識と技能を高めることにも取り組んでいるそうです。

仮置場からの輸送が始まって一年が過ぎた現在、今回再び輸送統括管理センターに伺ってお話をお聞きし、おさらいの部分もありましたが、リアルタイムで一括管理されていて、万が一の時の訓練や、運転手の方たちへの事前講習等で、より一層、安全対策を徹底させている事が理解出来ました。

今回番組に登場した用語解説

放射線量
自然界にもともとある放射線や、福島第一原子力発電所事故により放出された放射性物質による放射線を合計した量の意味となる。
仮置場
除染作業で集めた土や草などの除去物を袋に入れて、一時的に保管する場所のこと。
空間線量率
空間線量とは、空間における放射線の量(強さ)で、一般に大気、大地からのガンマ線、宇宙線等が含まれる。単位時間当りの線量を線量率という。
空間線量率についての補足はこちらをご覧ください。

第8回収録を終えてなすびの「さらなるギモン」とその回答

ギモン

仮置場から保管場への除染土壌の試験輸送から一年が経ち、輸送統括管理センターでお話を伺い、改めてしっかりとした安全対策が施されている事が分かりましたが、今後の輸送量は徐々に多くなっていくのでしょうか?

環境省

環境省では、今年3月に中間貯蔵施設への輸送量等に関する「当面5年間の見通し」を公表しました。
今後、段階的に輸送量を増加させ、平成32年度までに県内各地から500万~1,250万㎥程度の除染土壌等を、中間貯蔵施設に搬入できる見通しです。
この見通しに沿って輸送を進めるため、現在、用地取得に全力を挙げています。また、安全な輸送を確保するため、輸送路となる道路の補修等を行っています。
さらに、今年度からは、受入・分別施設や土壌貯蔵施設の整備に着手することとしています。

中間貯蔵施設に係る「当面5年間の見通し」のイメージ

よくわかりました。「環境省」さんありがとうございました!

第8回撮影時の様子写真ギャラリー

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