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パート11 第3回 「避難指示解除された特定復興再生拠点ってどうなっているの? ~富岡町編~」
第3回
「避難指示解除された特定復興再生拠点ってどうなっているの? ~富岡町編~」について なすびの解説
先週に引き続きまして、避難指示が解除された特定復興再生拠点がどうなっているのかをお伝えします。2023年4月1日に富岡町内の特定復興再生拠点の避難指示が解除されました。今回は、避難指示が解除された夜の森地区に伺いました。
夜の森地区が地元の遠藤さんは、避難指示解除後に帰還されましたが、まだ隣近所は誰も住んでいなくて少し寂しいと仰っておられました。そんな遠藤さんは、富岡町の特産物を作りたいとの思いから、富岡産のお米の米粉を使ったバウムクーヘンのお店を夜の森地区に開店されました。夜の森地区は、桜並木が有名なので、春先の賑わいは取り戻しつつあるものの、いろんな時期に夜の森に人が来てくれるようにしたいとの事で、実は遠藤さんは一級建築士なので、何もない所からモノを作るのは建築士の仕事と一緒、究極の町づくりの一歩としてバウムクーヘンで人を呼び込もうと考えておられます。
私もお店の名物のバウムクーヘンを試食させて頂きましたが、桜の風味が口の中にフワッと広がる美味しさを堪能出来て、こちらを食べると、夜の森の桜並木が思い出されるような逸品でした。今後は、富岡産のブドウや大熊産のイチゴなど、地域の特産物を使ったバウムクーヘンの新商品を開発していきたいと仰っていて、やはり夜の森地区や双葉地域にこだわって、この地域に人が来てくれるようにしたいとの事でした。
お世辞抜きで本当にバウムクーヘンが美味しかったので、私は後日、バウムクーヘンを購入しにお店にお邪魔しました。双葉地域の特産品を使った新商品開発にも意欲を燃やす遠藤さんの、新作バウムクーヘンが完成するのが今から楽しみです。
今回のテーマがより分かる
参考資料・動画集
第3回収録を終えてなすびの「さらなるギモン」
バウムハウスヨノモリ以外で、夜の森地区で営業しているお店があれば、その情報を知りたいと思いました。
第3回撮影時の様子写真ギャラリー
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バウムクーヘンが並べられ、甘い香りが漂う店内
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原材料の富岡町産天のつぶ(精米と玄米)
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夜の森公園でエンディング撮影に臨むなすび