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パート10 第1回 「避難指示解除された特定復興再生拠点ってどうなってるの?(大熊町編)」
第1回
「避難指示解除された特定復興再生拠点ってどうなってるの?(大熊町編)」について なすびの解説
2022年6月30日に大熊町内の特定復興再生拠点区域の避難指示が解除されました。特定復興再生拠点は、帰還困難区域の中で、除染やインフラ整備を集中的に実施して、住む事が出来るようにする場所の事です。今回は、大熊町内の特定復興再生拠点区域となっている下野上地区にある、旧大野小学校をリノベーションして7月22日に開所された大熊インキュベーションセンターの吉田学さんにお話を伺いました。
吉田さんは、東日本大震災前には、開所された大熊インキュベーションセンターの近くに住んでおられたそうで、かつての地元で新たな一歩を踏み出した事になります。今後、この大熊インキュベーションセンターに、色んな企業が集まって、イノベーションを起こしながら、新しい産業を作っていく場所になるとおっしゃっておられました。
大熊インキュベーションセンターは、貸事務所やコワーキングスペース、シェアオフィス、交流スペースと、大きく分けて4つの機能が備わった施設で、現在は、貸事務所として7社の企業、30社がシェアオフィスとして利用しているとの事でした。ちなみに交流スペースは、基本的には町内外を問わず誰でも自由に利用出来るスペースだそうです。
吉田さんの今後の展望としては、この場所を起点にして雇用促進、そしてスタートアップ出来るような施設として、町民の方が帰町出来る環境づくりを目指すとの事でした。大熊町の特定復興再生拠点区域内の下野上地区に新しく出来た大熊インキュベーションセンターを拠点にして、帰還される方や交流人口が増える事に期待感を持ちました。
今回のテーマがより分かる
参考資料・動画集
第1回収録を終えてなすびの「さらなるギモン」とその回答
大熊インキュベーションセンターの利用時間や利用料金などの問い合わせ先やHPなどの詳細情報がどうなっているのか、知りたいと思いました。
大熊インキュベーションセンターの営業時間は、平日の9時~17時となっております。会議室などの利用料金は以下のホームページを御覧いただくかメールやお電話でお問い合わせください。見学対応も行っておりますので、お気軽にお問合せください。
大熊インキュベーションセンターHP
https://okuma-ic.jp/
お問合せ先
メール:info@okuma-ic.jp
電話番号:0240-23-7721
第1回撮影時の様子写真ギャラリー
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旧大野小校舎を活用した大熊インキュベーションセンター
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大熊インキュベーションセンター入口前でなすび
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大熊インキュベーションセンターの皆さんと