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ふくしま“みち”さがし 情熱がっこう

令和元年度(2019年度)

実施レポート

実施日:2019年9月14日 浪江Another Sky編
2019年12月7日 南相馬阿武隈山地Footpath編
2019年10月27日 阿武隈山地Footpath編

ふくしまの道と未知を探すふくしま“みち”さがし企画*。今年は「情熱がっこう」という名で、みなさんと各地を移動教室のように巡り、共に地域の今を学んでいきました。そして、知ったことを、参加者のみなさんの視点でお伝えすべく、実施しました。

*“みち”とは、これまで知らなかったことの“未知”と、これからの福島の“道”の意味。
くるまざカフェ企画は2013年よりはじまり、くる、まざる等の意味が込められています。


プログラム 第1弾

実施日:2019年9月14日 浪江Another Sky編
まち歩き、地元の人たちとの交流などの体験を通じて
今の浪江町を知る・伝えるバスツアーを実施しました。

開沼 博氏の写真

担任 開沼 博 先生
社会学者
立命館大学衣笠総合研究機構准教授
福島大学客員研究員

小林 奈保子氏の写真

福担任 小林 奈保子 先生
任意団体
なみとも


参加された方からの感想、ご意見

「TVで見ていたり、聞いていただけだったが、浪江町の現状、廃墟となった家、壊されて更地になった街を見れて本当に良かった。軽い気持ちで参加したが、皆それぞれの想いが伝わり真剣になった。」福島市70代女性


「とても有意義な時間でした。参加しなかったら出会わなかったような人たちと出会うことができたり、浪江の魅力を知ることができました。卒論のために参加したのですが、良い論文が書けそうです。ありがとうございました。」東京都20代女性


「浜通りの他の市町村とは異なる浪江町の課題や強みについて実際に「まちづくり」に深く関わっている方々の話を聞くことができた。その上で、同じ話や、他の方の話を聞いたグループの人の話を聞き、考えを深めることができたので、これを町外、県外の人に伝えるだけでなく、まちづくりを担っていく一人となっていきたい。」南相馬市30代男性


「とても良い企画でした。ほかの被災町村でも同じような企画があるといいと思います。問いを作って、仮説をたてて、取材して伝えるということを最初に聞いていたので、とても真剣に取り組めました。通常の視察の何倍も脳を使っていました。」東京都50代女性


「業務の中で浜通りを訪問することはよくあるのですが、現地で活動されている方の声を通じて得られる情報にはやはりリアリティがあり、また今回は”発信”を前提としての取材だったため、見聞きした情報を自分の中で体系化することができました。“発信”をされることについて、現地の方がどのような想いでおられるかもわかり、貴重な経験となりました。」福島市20代男性

参加者のみなさんの視点でまとめたレポートはこちら。(協力:いわき経済新聞)

プログラム 第2弾

実施日:2019年10月27日 阿武隈山地Footpath編
川俣の女神山で里山を歩き、飯舘で暮らし再生への想いにふれる、
阿武隈山地での自然と人とのかかわりを知る・伝えるバスツアーを実施しました。

越智 小枝氏の写真

担任 越智 小枝 先生
相馬中央病院 非常勤講師
東京慈恵会医科大学臨床検査医学講座 講師

蓮沼 昇氏の写真

蓮沼 昇 さん
愛称 ヌマちゃん
「女神山を愛する会」代表


参加された方からの感想、ご意見

「話を聞いた方々はみな傾聴に値する素晴らしい人たちだった。ぜひまた話を聞かせてほしい。山歩きは貴重な機会、よく目配りされていて道中快適に過ごせた。ガイドもわかりやすかった。川俣町での昼食も大変美味しかった。心に残るいくつもの言葉があったので、記憶にとどめ、いつか自分なりにまとめて伝えていきたい。」東京都50代男性


「福島で実際に生活している人々の生の声が聞けてよかった。未来を考えて子どもたち、孫たちへすばらしい福島を残してほしい。」仙台市50代女性


「3人のお話を聞き、そのたくましさに感動しました。スタッフの皆様、本当にありがとうございました。写真うまくとれていたら、個人ブログにもアップしたいと思います。今回、特別な除染をしていない里山の放射線量を実測し、全く問題ないレベルと改めて認識でき、安心感を持てました。」郡山市60代男性


「3人の方の姿勢を見聞きして感銘を受けた。前を向いている視線が共通していて力をもらった。午前中の山登りは童心に帰れて楽しかった。解放される気分。放射能から温暖化と、課題もシフトしている。私自身できることを一滴ずつでも行動に移したいと思う。」福島市30代女性


「前回に続いて参加しました。また東京や遠方から来られる方が一定数いらっしゃることにも感じることがありました。もっともっとこのような取組みが全国区になり、被災地の活性化につながればいいと思いました。」福島市50代男性

プログラム 第3弾

実施日:2019年12月7日 南相馬阿武隈山地Footpath編
避難指示が解除されて3年となる南相馬市小高区を訪れます。さまざまな人たちが
再生に取り組んでいる地域で、まちを歩き、お話を伺い、地元の食材をいただきます。
これからのまちづくりについて考える・伝えるバスツアーを実施しました。

越智 小枝氏の写真

担任 越智 小枝 先生
相馬中央病院 非常勤講師
東京慈恵会医科大学臨床検査医学講座 講師

蓮沼 昇氏の写真

副担任 高橋 荘平 先生
(一社)南相馬除染研究所
えこえね南相馬研究機構 理事長


参加された方からの感想、ご意見

「小高の町のことをミクロな視点でしっかりと学べる、とても有意義な時間になりました。またツアーを通じて、改めて「伝える」ことについて考えさせられ、その楽しさに気づくことができました。これを何かの形でさらに還元していきたいです。」福島市20代女性


「小高神社の街めぐりも時間をとってまわることができ、説明もわかりやすかった。説明者も皆さんとてもわかりやすく、よかった。三人娘はご自分の意見をもって、行動に移されていることに感動しました。森山さんと和田さんのチャレンジを応援したいです。企画がとてもよかったです。」福島市40代女性


「色々勉強になりました。初めての参加ですが、内容は面白くてチャンスがあればまた参加したいと思いました。参加者たちもすごくやさしく教えてくれて本当にありがたいです。」東京都20代女性 


「個人では数回来ておりましたが、街の中を歩くことがなかったが今回初めて参加ということで、街のすみずみまで歩いて見る事が出来て参加してよかったと思いました。三人娘の話が聞けてよかったです。当時の状況が手に取るようにわかりました。」福島市70代女性


「単なる視察ツアーでないことに最初はとまどいましたが、自分の目線を意識して一日を過ごせて有意義で楽しかったです。」福島市60代女性

TOKYO FMの番組「hand in hand」にてツアーの様子が紹介されました。(取材:TOKYO FM)

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