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大熊町聞き書き活動(第1回)
実施レポート
実施日:2020年11月29日(日)
場所:栃木県鹿沼市
慶應義塾大学公認学生団体S.A.L.の学生が「聞き書き」活動に参加し、現在栃木県にお住まいの4組の方からお話を伺いました。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今年度はオンラインでの開催となりました。
GoogleマップやGoogleストリートビューで以前お住まいになられていた大熊町を一緒に見ながら、震災前の様子や、大熊町での思い出などを写真を見ながらお話していただきました。
町の歴史等の本や、木の実を使ったアクセサリー、パッチワークなどの作品を見せていただきながら紹介していただく場面もありました。
初めてのオンライン開催でしたが、震災前のお話から現在の新しいお住まいでの暮らしなど色々なお話が伺える機会となりました。
大熊町聞き書き活動(第2回)
実施日:2020年12月6日(日)
場所:福島県双葉郡大熊町
第2回目は大熊町に戻られた方や、福島県内にお住まいの4組の方からお話を伺いました。
大熊町での思い出や、生産されている農作物、震災当時のお話や現在の生活について様々なお話を伺いました。
民話の編集や史跡調査、方言や地名の由来など様々な記録の保存・伝承に取り組んでいるお話なども伺う事ができ、大熊町の歴史の勉強にもなりました。
栽培されている大きな洋梨を持ってきていただき、見せていただく場面もありました。
大熊町聞き書き活動(第3回)
実施日:2020年12月20日(日)
場所:福島県いわき市
第3回目は現在大熊町に戻ってお店を営んでいる方や避難先で農業を再開された方等、4組の方々にお話を伺いました。
大熊町での思い出や震災前の様子、震災時の避難生活の様子など幼少期から現在に至るまでの様々なお話をしていただきました。
学生たちは現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響により町に出向くことができないため、Googleマップを見てイメージを膨らませながら、震災前の商店街の様子や現在の大熊町の様子について耳を傾けていました。
震災時のお話だけでなく、今後の災害に備えてのアドバイスをいただく場面もありました。
「今後は皆で楽しめるような地域でのイベントを開催したい」「少しずつ活気を取り戻していきたい」と、更なる復興に向けた想いも伺いました。